2017年8月15日、韓國(guó)の地方都市に建てられた慰安婦を象徴する「平和の少女像」が一部傷つけられていたことが分かった。韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)などが伝えた。

韓國(guó)中部、慶尚北道（キョンサンブクド）尚州（サンジュ）警察署は、14日午前11時(shí)ごろ、市內(nèi)の旺山（ワンサン）歴史公園にある慰安婦像の顔の部分に傷が付いているとの通報(bào)があったと15日明らかにした。警察が確認(rèn)したところ、像の額と頬、鼻の部分にそれぞれ長(zhǎng)さ3?4センチの引っかき傷とみられる跡があった。警察は、何者かが鋭利なもので像を傷つけたものとみて捜査している。

警察に通報(bào)した尚州平和の少女像建立推進(jìn)委員會(huì)のチョ?ヨンオク共同代表によると、先週末まで像に傷はなかったという。くしくも「世界慰安婦の日（14日）であり、（日本統(tǒng)治からの解放を祝う記念日の）光復(fù)節(jié)（15日）前日にこの事実を知った」というチョ氏は、同像を制作した彫刻家に依頼し修復(fù)するとしている。

この像は昨年10月、推進(jìn)員會(huì)が募金活動(dòng)により集めた6500萬(wàn)ウォン（約630萬(wàn)円）余りで制作?設(shè)置したもの。高さ1メートルほどの座像で、人物像の橫に空いた椅子1腳が並んでいる。

韓國(guó)のネット上でこの話題は大きな注目を集め、記事には1000を超えるコメントが寄せられている。內(nèi)容をみると「実に情けない」「こういうことは本當(dāng)にやめて」「恥を知ってくれ」「どうしてこう慰安婦のおばあさんたちを傷つけるようなまねをするんだ？」「自分が気に入らないからって傷つけるとは、レベルが低い」など、犯人を厳しく批判する聲が圧倒的だ。

また、「どうせ親日派の子孫の仕業(yè)だろう」「また慶尚道か。あっちの方は親日派が多いからな」など、傷をつけた犯人の素性を推測(cè)する聲も多數(shù)上がっている。（翻訳?編集/吉金）