2008年5月8日、一部の政協(xié)委員が今年3月の「両會(huì)（全國(guó)人民代表大會(huì)と全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議）」開催期間中に穀物価格値上がりの原因の1つとして提起し、最近また話題に上っている「中央政府が管理する倉(cāng)庫(kù)に穀物が十分あるというデータは捏造だ」「一部の穀物倉(cāng)庫(kù)は空っぽだ」という指摘について、中國(guó)國(guó)家糧食局の曾麗瑛（ズン?リーイン）副局長(zhǎng)は「穀物は倉(cāng)庫(kù)に十分備蓄されており、価格の安定を保つための供給能力には全く問(wèn)題ない」と語(yǔ)り、データ捏造説を完全に否定した。「中國(guó)新聞網(wǎng)」が伝えた。

【その他の寫真】

曾副局長(zhǎng)は「空き倉(cāng)庫(kù)」の存在について、

1．中央政府が管理する穀物用倉(cāng)庫(kù)の収容能力は、実際の穀物の備蓄量よりもかなり大きい。従って備蓄量が合理的な水準(zhǔn)でも、一部に空き倉(cāng)庫(kù)は存在する。

2．毎年新しい収穫物を買入れるために、その直前には倉(cāng)庫(kù)にできる限り空きスペースを作る。このときには一時(shí)的に一定數(shù)の空き倉(cāng)庫(kù)が存在する。

3．一部の古い倉(cāng)庫(kù)は修理や廃棄の対象になっているため、空の狀態(tài)のままにしてある。

「この3種類は正常な『空き倉(cāng)庫(kù)』。問(wèn)題のある『空き倉(cāng)庫(kù)』とは、データ上では穀物が備蓄されているにもかかわらず実際には穀物が存在しない狀態(tài)だが、現(xiàn)在把握している狀況から見て、データの數(shù)値は信頼できる」と空き倉(cāng)庫(kù)の存在は認(rèn)めつつもデータ捏造説を否定した。

さらに「最近の穀物消費(fèi)量から計(jì)算すると、今年の収穫量を全く考慮しなくても、各企業(yè)の備蓄分だけで1年分以上の消費(fèi)が賄える。もし何らかの不可抗力で穀物の価格が急騰した場(chǎng)合にも、政府には十分な備蓄量を利用して価格を安定させる能力がある」と備蓄量の豊富さを強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/HA）