中國経済の下落傾向は収まるも、V字回復(fù)は厳しい―中國社科院

人民網(wǎng)日本語版    2017年8月16日(水) 21時10分

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先ごろ開催された2017網(wǎng)易経済學(xué)者年會夏季フォーラムにおいて、中國社會科學(xué)院の蔡●副院長(●は日に方)は、「中國経済の下落態(tài)勢はすでに収まったが、V字回復(fù)によってかつての高速成長に戻るということはありえない」と指摘した。

先ごろ開催された2017網(wǎng)易経済學(xué)者年會夏季フォーラムにおいて、中國社會科學(xué)院の蔡●副院長(●は日に方)は、「現(xiàn)在のトレンドから見れば、GDPの成長にしても、PMIの変化トレンドにしても、中國経済の下落態(tài)勢はすでに収まったが、V字回復(fù)によってかつての高速成長に戻るということはありえない」と指摘した。経済參考報(bào)が伝えた。

蔡副院長は、中國経済は今世紀(jì)に入って以來、特に最初の10年間で、かつて高度成長期に頼りとなっていた人口によるボーナスは急速に消失しつつあるとし、こうした傾向は、労働力のコスト向上、人的資本の不足、資本収益率の下落などの面で主に目にすることができるとした。そして、中國の生産要素の供給と配置狀況から推定すれば、潛在的な成長率は長期的な下落態(tài)勢にあるとの見方を示した。

さらに蔡副院長は、「一つの健全なエコノミーの実質(zhì)成長率はその潛在成長率と一致するべきだ」とし、潛在成長率の長期的な下落傾向によって中國経済の成長幅も長期的に低下すると推定している。

実質(zhì)成長率と潛在成長率との関係については、経済の実質(zhì)成長率が潛在成長率と一致する場合、両者には差はなく、経済成長の穴がないことを意味している。逆に、一致しない場合、穴が生まれ、その穴を埋めようとするむなしい期待が生じるが、実はこういった期待は抱くべきではない。

蔡副院長は、潛在成長率から見て、將來的な成長率は緩やかな下落傾向となっているが、しかしこれは長期的に見て存在するL字型の変化かもしれず、もしそうであれば、これは最も良い結(jié)果だと指摘している。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集HQ)

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