2017年8月16日、韓國農(nóng)林畜産食品部によると、殺蟲剤成分の含まれたいわゆる「殺蟲剤卵」がこれまでに見つかった7カ所（1カ所は基準(zhǔn)値以下）の養(yǎng)鶏農(nóng)家のうち6カ所が、政府による「エコ認(rèn)証」を受けた施設(shè)であることが分かった。韓國?ニュース1が伝えた。

韓國では15日、京畿道（キョンギド）南楊州（ナムヤンジュ）?広州（クァンジュ）の養(yǎng)鶏農(nóng)家2カ所で基準(zhǔn)値を超える殺蟲剤成分「フィプロニル」と「ビフェントリン」が検出され、卵の出荷停止?販売中止などの措置が取られている。またその後の検査で他の養(yǎng)鶏場でも同成分が検出される例が相次ぎ、市民の不安は高まる一方だ。

そうした中で判明した「エコ認(rèn)証」問題に、記事は「政府の『エコ認(rèn)証制度』の信頼性が崩壊する危機(jī)」と伝えている。

現(xiàn)在、韓國にはエコ認(rèn)証を受けた（鶏卵）養(yǎng)鶏農(nóng)場が780カ所あるという。全1456カ所のうち、実に半數(shù)以上（53．6％）に上る數(shù)だ。內(nèi)訳は、抗生物質(zhì)を使用しない農(nóng)場765カ所、オーガニック卵の生産農(nóng)家15カ所。農(nóng)林畜産食品部によれば、認(rèn)証を受けた農(nóng)場では種類を問わず殺蟲剤は使用できないことになっているが、今回少なくとも6カ所から「殺蟲剤卵」が見つかったのだ。

同部関係者はこの理由について、「動(dòng)物福祉認(rèn)証農(nóng)場は、生産される卵ではなく飼育環(huán)境農(nóng)家に焦點(diǎn)が當(dāng)てられているため、獣醫(yī)師の処方を受けて農(nóng)薬を使用することができる」と説明している。また、「抗生物質(zhì)を使わない農(nóng)家でも、鶏になる前のひよこの狀態(tài)で病気になる場合が多く、3週齢未満を基準(zhǔn)に飼料に抗生物質(zhì)を加えることができる。エコ認(rèn)証を受けた農(nóng)家で基準(zhǔn)値以下のビフェントリンが検出された場合、認(rèn)証マークを外しての流通が可能だ」とも付け加えた。

この報(bào)道に、韓國のネットユーザーには「高くてもエコ認(rèn)証だから信じて買っていたのに」「信じて買っていた消費(fèi)者は被害補(bǔ)償を請求できないの？」「エコ、オーガニック、無農(nóng)薬…信じた消費(fèi)者がばかだったってことか」と肩を落とす人が少なくない。

また、「エコ認(rèn)証をお金で買って販売している農(nóng)場がある」「エコ認(rèn)証制度を作ったなら管理もしっかりしてくれ」など批判コメントも寄せられ、「誰が認(rèn)証したのか捕まえて処罰すべき」「國民に対する詐欺。認(rèn)証を與える側(cè)も與えられる側(cè)もみんな処罰し、農(nóng)場を運(yùn)営できないようにすべき。そうすれば他の農(nóng)家もしっかりするだろう」と求める聲も。

中には「『エコ認(rèn)証』の名前がもったいない」という皮肉を込めたコメントもみられた。（翻訳?編集/松村）