2017年8月17日、露通信社スプートニクによると、ロシアでモスクワに次ぐ第2の都市、サンクトペテルブルクは今年1年間に、中國(guó)人による違法な観光ビジネスで40億ルーブル（約74億円）を失う可能性がある。

サンクトペテルブルク観光委員會(huì)のアンドレイ?ムシュカエフ氏が16日、記者會(huì)見(jiàn)で明らかにした。

ムシュカエフ氏によると、サンクトペテルブルクを訪れる中國(guó)人観光客は、中國(guó)系の旅行會(huì)社やツアーガイド、土産物店などに獨(dú)占されており、しかもそうした事業(yè)者の多くが違法なものであるため、昨年1年間の損失額は20億ルーブル（約37億円）に上ったという。同市を今年訪れる中國(guó)人客は前年より倍増すると推計(jì)されていることから、今年の損失額も前年の2倍になる見(jiàn)通しだ。

サンクトペテルブルク市の発表によると、今年6月までに同市を訪れた中國(guó)人観光客數(shù)は50萬(wàn)人で、うち10萬(wàn)人の個(gè)人旅行者を除くすべてがツアー客だ。

ムシュカエフ氏は「市政府は警察と協(xié)力し、中國(guó)人客向けに違法なサービスを提供する『半地下』の商店の摘発を行っている。中國(guó)人留學(xué)生による違法ガイドの數(shù)も半減している」とし「強(qiáng)制送還のリスクは彼らには大きな脅威だ」と話している。（翻訳?編集/柳川）