2017年8月20日、韓國(guó)?マネートゥデイが、公衆(zhòng)トイレなどでの盜撮犯罪が急増する韓國(guó)で、女性たちの不安を取り除くべく奮闘する専門の女性取り締まり官の1日について報(bào)じた。

韓國(guó)では盜撮カメラによる犯罪が2011年の1523件から15年には7623件にまで急増した。被害者の95％以上は女性ということもあり、ソウル市では、昨年8月から専門の教育を受けた取り締まり官「女性安心保安官」を25の區(qū)に2人1組で計(jì)50人配置している。彼女らは専門の探知機(jī)を使って地下鉄駅構(gòu)內(nèi)のトイレのほかプール、スポーツ施設(shè)、更衣室などを點(diǎn)検している。

ソウル市內(nèi)のある公園のトイレ。2人の取り締まり官はまず「點(diǎn)検中」の案內(nèi)をトイレ入り口に立て、探知機(jī)2臺(tái)でそれぞれ點(diǎn)検を始めた。ねじや窓の隙間も細(xì)かく調(diào)べるほか、便座の下やごみ箱周辺（韓國(guó)ではトイレの個(gè)室內(nèi)のごみ箱にトイレットペーパーなどを捨てることが多い）に落ちたごみも拾い上げて確認(rèn)、公衆(zhòng)トイレ1カ所（4個(gè)室）の調(diào)査に30分弱をかけ、1日で平均15カ所ほど點(diǎn)検する?！概扭护奈铯胃钉い郡搐撙?、きちんと流されていない便器を見(jiàn)ると吐き気がする」こともあるそうだが、女性が安全に暮らせる國(guó)をつくるという使命感を持って業(yè)務(wù)に臨んでいるという。

しかしこうした大変な苦労にもかかわらず、この1年間で取り締まり官50人が見(jiàn)付けた盜撮カメラは0臺(tái)。私有の施設(shè)を徹底して調(diào)査できないためだ。ある取り締まり官によると「モーテルやDVDカフェ、カラオケなどはたくさん見(jiàn)付かりそうだが、協(xié)力してくれない」とのこと。施設(shè)側(cè)は「保安官の調(diào)査で盜撮カメラが発見(jiàn)された場(chǎng)合は警察に通報(bào)しなければならず（事件の悪評(píng)につながりかねないため）、お金をかけても私設(shè)の探知會(huì)社に依頼している」と話す。

韓國(guó)のネットユーザーからは、取り締まり官に対し「お疲れさま。ありがとう」「こういう方のおかげで『韓國(guó)はまだまだ捨てたもんじゃないな』と思える」と感謝の聲が上がる中、「盜撮カメラを売るやつも買うやつもみんな捕まるべき」など盜撮への怒りの聲が大多數(shù)を占めている。

また、「非協(xié)力的な施設(shè)には『ここは盜撮カメラ點(diǎn)検に協(xié)力していないため未點(diǎn)検』というステッカーを貼ったらどう？」「『盜撮を取り締まっています』と宣伝するモーテルを利用したい客は多いはず」との提案コメントもなかなか好評(píng)のようだ。

この他にも「許可した所だけ調(diào)査したら盜撮カメラが0臺(tái)。これで分かったでしょ？強(qiáng)制的に調(diào)査すべき。彼女たちの苦労を無(wú)駄にしてはならない」と指摘するユーザーもみられた。（翻訳?編集/松村）