2017年8月21日、中國メディアの新華網(wǎng)が、東京五輪を迎えるために成田空港が50億円かけてトイレを改修すると伝えた。

記事によると、成田空港は施設(shè)の老朽化や2020年の東京五輪?パラリンピックを迎えるため、三つのターミナルにある147カ所のトイレについて大規(guī)模な改修工事を行うという。改修は2020年3月までにはすべて完了する予定で、総工費は50億円に上る。

記事は、成田空港は千葉県に位置する主要な國際空港だと紹介。使用頻度が特に高い11カ所のトイレについては特別な改修工事を行い、個室は従來の1．5倍の広さとなり、手荷物の持ち込みが便利になる。また、更衣室や化粧用のスペースも設(shè)けられるという。

今回の改修工事で、成田空港の和式便器はすべて洋式に変更される。また、多機能トイレも複數(shù)準備し、L型手すりや音聲案內(nèi)、光警報設(shè)備などが設(shè)置され、障害者も使用しやすいようになる。第2ターミナルのロビーにある2カ所はすでに改修工事が終わり、今月の9日から使用できるようになっている。

日本政府は観光立國をスローガンに、20年までに年間2000萬人の外國人旅行者を目標としている。こうした背景の下、特色あるトイレは日本の重要な観光資源であると見なされている。旅行者を呼び込むため、各ホテルや旅館、娯楽設(shè)備などではトイレに工夫を凝らすようになっていると記事は伝えた。（翻訳?編集/山中）