2017年8月23日、ロイター通信などによると、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）の紛爭解決機(jī)構(gòu)はこのほど、中國の農(nóng)産品に対する関稅率について、米國が専門チームによる調(diào)査を申請したと発表した。參考消息網(wǎng)が伝えた。

中國が小麥、コメやとうもろこしにかける関稅について、米國はオバマ前大統(tǒng)領(lǐng)政権時の昨年12月に調(diào)査を求めていた。トランプ政権になり、手続きが一歩進(jìn)んだ形だ。米國は中國の関稅により、米國の農(nóng)作物の輸出がさまたげられているとしている。

米通商代表部（USTR）によると、小麥、コメ、とうもろこしは中國國內(nèi)価格が世界平均価格を大きく上回っている。中國は関稅ルールを守っておらず、米國やほかの國々の農(nóng)作物の中國市場流入を妨害しているとしている。さらに、オーストラリア、歐州連合（EU）、カナダやタイも同様の問題に直面。香港経済日報は「米中の貿(mào)易摩擦が激化している」と伝えた。

一方、中國商務(wù)省は「WTOのルールを無視しているのは米國の方だ。自國の國內(nèi)法にも続き、中國で貿(mào)易調(diào)査している。中國を責(zé)めるのは一方的で、客観的ではない」と反論している。（翻訳?編集/大宮）