2008年5月10日、全國(guó)紙「中國(guó)青年報(bào)」は「『愛(ài)國(guó)』を振りかざせば何をしても許されると思い込んでいる中國(guó)人は、真の愛(ài)國(guó)者ではない」とする論調(diào)を掲げ、一部の若者による行き過(guò)ぎた愛(ài)國(guó)主義活動(dòng)に警鐘を鳴らした。

【その他の寫(xiě)真】

世界中の注目を集めた北京五輪の聖火リレーは今月7日、広東省広州市で多くの市民の聲援を受けて盛大に行われた。しかし、聖火リレー終了後の広州市內(nèi)には沿道に詰めかけた「愛(ài)國(guó)者」たちが殘していった無(wú)殘な爪あとが各所で見(jiàn)受けられたという。彼らがよじ登った木々の枝は折れ、花壇の花は踏みにじられ、路上を埋め盡くした大量のゴミと一緒に中國(guó)の國(guó)旗までもが捨てられているありさま。この様子を広州市民がインターネット上に次々と寫(xiě)真つきで告発。地元紙「南方都市報(bào)」は9日付で特集記事を掲載した。

「中國(guó)青年報(bào)」は先月中國(guó)全土で吹き荒れた「仏系スーパー不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)」にも觸れ、愛(ài)國(guó)の名の下に行われた不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)だったが、問(wèn)題の仏系スーパーがチベット獨(dú)立支持派とは無(wú)関係であると判明した今となっては、あの不買(mǎi)運(yùn)動(dòng)は過(guò)ちであったと認(rèn)めたうえで、「『愛(ài)國(guó)無(wú)罪』と叫べば何をしても良いわけではない」と同紙は行き過(guò)ぎた愛(ài)國(guó)主義活動(dòng)に釘を刺している。（翻訳?編集/本郷）