日本は「獨(dú)身男性大國(guó)」になるか―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2017年8月27日(日) 0時(shí)0分

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多くの中國(guó)人は結(jié)婚適齢期になっても結(jié)婚できない娘のことで焦っている一方で、日本人の多くは、結(jié)婚しない息子のことで悩んでいる。

多くの中國(guó)人は結(jié)婚適齢期になっても結(jié)婚できない娘のことで焦っている一方で、日本人の多くは、結(jié)婚しない息子のことで悩んでいる。(文:関田剛司。瞭望東方周刊掲載)

日本では、50歳まで一度も結(jié)婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が年々上昇しており、その多くが男性だ。総務(wù)省が行った2016年度の國(guó)勢(shì)調(diào)査の報(bào)告は、15年後、生涯未婚の男性の割合が30%を超えると予想している。つまり、十?dāng)?shù)年後には、日本の男性の三人に一人が生涯未婚ということになる。日本はもうすぐ正真正銘の「獨(dú)身男性大國(guó)」になるのだ。

その一番大きな原因は、「経済的に苦しい」ということだ。また、「女性との出會(huì)いが少ない」というのも大きな原因だ。そして、経済的に余裕があっても、「自由が好き」であるため結(jié)婚しない男性も多い。その他、結(jié)婚願(yuàn)望が弱まり、獨(dú)身でいることを選ぶ女性も増えているため、生涯未婚男性の増加に拍車をかけている。

若くて元?dú)荬蕰r(shí)は、自分で自分のことをするというのは何の苦労もないが、獨(dú)身のまま高齢になるというのは、考えただけでも不安になる。

獨(dú)身男性が増加の一途をたどっているのを背景に、日本では現(xiàn)在、そのような男性にアットホームな場(chǎng)所を提供するというのが、新たなビジネスとなっている。

東京の一番北の足立區(qū)竹ノ塚に、獨(dú)身男性ばかりが集まる居酒屋がある??亭韦郅趣螭嗓?0-70歳、獨(dú)身男性で、仕事が終わってからここに來(lái)てお酒を飲んでいる。また、土日も午後になると多くの獨(dú)身男性がやって來(lái)て一杯やり、店內(nèi)はアットホームな雰囲気だ。

獨(dú)身男性らがここに來(lái)る主な理由は、お酒を飲む以外に、おしゃべりができる點(diǎn)であるというのは興味深い。會(huì)話の內(nèi)容のほとんどは政治、経済、女性とは無(wú)関係のもので、普段の生活の中のちょっとしたことをしゃべりあって、みんなで気晴らしをしている。

また、囲碁や釣り、寫真など、同じ趣味を持つ人が話に花を咲かせ、定期的にさまざまなイベントや旅行を企畫している。そして、みんな子供がいないため、「獨(dú)身基金會(huì)」を立ち上げ、お金を集めて助けが必要な人に援助の手を差し伸べているほか、みんなで、誰(shuí)かが死んだら葬式をあげ、骨を埋めてあげるということまで約束しているという。

一方の日本の獨(dú)身女性の発想はとてもユニークだ。例えば墓地の値段が高騰することや、自分の意に添わない墓に入れられることを心配し、「墓友女子會(huì)」を立ち上げ、一緒に入れる墓を探す獨(dú)身女性もいる。そして、暇なときに、メンバーと一緒に買った墓地に行って、草むしりをしたり、花を植えたりして、墓地を新居のようにきれいに保っている。

コントのようにも、悲劇にも聞こえる現(xiàn)実の話だ。日本では、現(xiàn)代人が感じている孤獨(dú)が、癒されることなく、このような形になって表れているのだ。

中國(guó)では、今は結(jié)婚適齢期になっても結(jié)婚できない女性が「剰女」と呼ばれ、社會(huì)問(wèn)題になっているが、近い將來(lái)、獨(dú)身男性が社會(huì)問(wèn)題になる可能性もある。中國(guó)では、新生児の男女比率が不均衡である時(shí)期が長(zhǎng)く、加えて獨(dú)身女性の割合が増加しているため、20年までに、中國(guó)の獨(dú)身男性はオーストラリアの人口とほぼ同じ數(shù)になると予想されている。そのため、中國(guó)人も今からちゃんと準(zhǔn)備しておかなければならないかもしれない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)

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