中國人観光客の殺到で問題発生、世界最大の電波望遠(yuǎn)鏡の周りから靜けさなくなる―香港メディア

Record China    2017年8月26日(土) 10時40分

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中國?貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県にある世界最大口徑の電波望遠(yuǎn)鏡に観光客が殺到し、正常な観測に悪影響を及ぼすと指摘する聲が聞かれている。寫真はFAST。

中國?貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県にある世界最大口徑の電波望遠(yuǎn)鏡に観光客が殺到し、正常な観測に悪影響を及ぼすと指摘する聲が聞かれている。24日付で香港サウスチャイナ?モーニング?ポストが伝えた。

「500メートル球面電波望遠(yuǎn)鏡(FAST)」は「中國天眼」と呼ばれており、宇宙の電波の受信や惑星の観測などが主な任務(wù)で、これまでキャッチするのが困難だった微弱な信號も捉えることができるため、地球外生命體の発見でも活躍が期待されている。そのため、FASTは靜かな環(huán)境が確保できた平塘県に設(shè)置されたのだが、大勢の観光客が押し寄せていることでFASTを取り巻く環(huán)境が変化し、観測に影響すると専門家は指摘している。

今年上半期、平塘県には約400萬人の観光客が訪れ、観光収入は46億元(約750億円)に達(dá)した。観光収入は前年同期比40%増で、県內(nèi)では観光客を受け入れるためにホテルやレストランが次々に建っている。

この現(xiàn)狀について北京天文館の館長は、「平塘県を設(shè)置場所に選んだのは周り靜かだからだ。だが、観光客の急増で電磁波汚染は避けられず、FASTの観測に悪影響を及ぼす」と指摘している。FASTの半徑5キロ內(nèi)では、攜帯電話の電波が屆かなくなっているなど対策はしているものの、今年は通年で1000萬人の観光客が訪れると予想されており、この數(shù)字は當(dāng)初の予想を超えている?,F(xiàn)在FASTの周りでは観光客用の展望臺が新たに造られており、FASTの関係者は新たに調(diào)査を行いFASTへの影響を再度見積もる必要があると語っている。(翻訳?編集/內(nèi)山)

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