2008年5月10日、シンガポールで呼吸器疾患の著名研究者である中國(guó)工程院の鍾南山（ジョン?ナンシャン）院士が講演し、安徽省などを中心に流行している手足口病は感染率、死亡率ともに例年と同水準(zhǔn)であり、ウイルスの突然変異など危険な事態(tài)には至っていないと主張した。新華社が伝えた。

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今年4月、安徽省の阜陽(yáng)市政府はで現(xiàn)地住民から「ナゾの奇病」「新型SARSでは？」と恐れられていた病気が手足口病であることを発表。同市ではこれまでに22人が死亡、中國(guó)全體の死者數(shù)は9日時(shí)點(diǎn)で34人に達(dá)している。

手足口病は幼児、児童がかかる病気で感染力は強(qiáng)いものの癥狀は軽く通常は一週間程度で自然治癒する。ところが今年中國(guó)では次々と死亡例が報(bào)告されており、一部では「ウイルスが突然変異して病気の致死率が高まったのではないか」とうわさされている。

10日、鐘院士は講演會(huì)「SARSから5年後の教訓(xùn)」で手足口病について觸れ、ウイルスの突然変異などは起きていないと言明した。今年の感染者數(shù)がここまで増大した理由は衛(wèi)生部が手足口病を丙類伝染病に指定したことにより報(bào)告數(shù)が増加したこと、2003年にSARSを経験し、また近年手足口病への認(rèn)知が高まったことにより患者が病院に行くケースが増えたためと分析した。

鐘院士は「手足口病は極めて一般的な伝染病であり、予防と対策は十分に可能なもの。市民が必要な知識(shí)を得さえすれば恐れる必要はない」と冷靜に対処するよう促した。（翻訳?編集/KT）