高齢化進む日本、QRコードを利用した墓參りやロボットによる読経が登場―中國メディア

Record China    2017年8月28日(月) 5時0分

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26日、中國メディアの観察者網(wǎng)が、日本で行われたエンディング産業(yè)展について紹介する記事を掲載した。資料寫真。

2017年8月26日、中國メディアの観察者網(wǎng)が、日本で行われたエンディング産業(yè)展について紹介する記事を掲載した。

記事は、8月23?25日に東京ビッグサイトで「エンディング産業(yè)展2017」が開かれたと紹介。エンディング産業(yè)とは葬儀、埋葬、供養(yǎng)などの「終活」に関する産業(yè)のことで、3回目の開催となる今年は、參加企業(yè)が昨年より40社ほど増えて320社となったという。

記事によると、展示品の中でも注目されたのが、「IT技術(shù)を利用したサービス」だという。例えば墓參りの際、QRコードをスキャンすると故人の寫真が出てくるというサービスがある。さらには、袈裟(けさ)を著た「ロボット僧侶」も展示されたと紹介。ソフトバンクのロボット「Pepper」が木魚(もくぎょ)を打ちながら読経するというものだ。他にも、葬儀に出席できない人のために、葬儀をネット中継する「ネット葬儀サービス」もあるという。

エンディング産業(yè)展実行委員會の佐々木剛事務(wù)局長は、今は葬儀や供養(yǎng)で個性を求める時代へと変わっており、エンディング産業(yè)展には多くのビジネスチャンスがあると語っている。

また、日本葬送文化學(xué)會の福場充會長も、葬儀や供養(yǎng)はもはや家族や地域による制限を受けなくなってきており、ネットの普及で値段の比較が容易になったため、無駄遣いをしたくないという考えが強くなっていると指摘。エンディング産業(yè)の関係者は、亡くなる人が増えれば産業(yè)は発展するという単純な考えをやめ、顧客の様々なニーズに応えるよう開拓していくべきだと述べている。(翻訳?編集/山中)

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