2017年8月26日、韓國(guó)の研究グループが開(kāi)発した、鉄鋼並みの強(qiáng)度を持つ「スーパーコンクリート」でできた橋が完成を間近に控えている。韓國(guó)?YTNが伝えた。

韓國(guó)東北部の街?春川（チュンチョン）では現(xiàn)在、春川駅とテーマパークが建設(shè)される中島（チュンド）地域をつなぐ橋の建設(shè)が行われている。完成を間近に控えた橋の中央には分厚い金屬でできた?jī)倚韦螛?gòu)造物があり、斜張橋の重さを支える核心部分の役割を擔(dān)っている。この約200メートルの橋に、「スーパーコンクリート」の技術(shù)が使用された。

スーパーコンクリートは、一般のコンクリート材料に強(qiáng)度と耐久性を高める特殊ナノ物質(zhì)を添加して作られる。強(qiáng)度は一般のものに比べて5倍から最大16倍、液體のように流動(dòng)性があるため複雑な形態(tài)の構(gòu)造物も造りやすいという長(zhǎng)所があるという。さらに工事費(fèi)は一般のコンクリート使用時(shí)よりも10％以上安く、壽命も5倍ほど長(zhǎng)い200年に達(dá)するとされ、維持費(fèi)用も少なく済むなどの利點(diǎn)がある。世界でも各國(guó)が開(kāi)発競(jìng)爭(zhēng)に乗り出しているが、実際に橋梁に応用したのは今回の韓國(guó)の例が世界初だ。

この技術(shù)は2006年、韓國(guó)科學(xué)技術(shù)部の「トップブランド」技術(shù)に選定され、その後韓國(guó)國(guó)土交通部支援を受け、大型橋梁建設(shè)につながった。YTNは「世界最高技術(shù)の誕生には、少なくとも10年以上のたゆまぬ関心と投資が必要だということを、スーパーコンクリートが示してくれている」と伝えた。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「すごい！」と感嘆の聲が上がっているが、一方で否定的な見(jiàn)方も強(qiáng)いようだ。

テーマパークが建設(shè)される中島ではこれまで遺跡が次々に発掘されているため、「先史時(shí)代の遺跡地、渡り鳥(niǎo)の到來(lái)地でもあるのに、テーマパークに加えて今度は橋まで造るんなんて。もったいない」「韓國(guó)の先史遺跡を保護(hù)するため、テーマパークは別の場(chǎng)所に建設(shè)してほしい。橋よりも遺跡問(wèn)題が話(huà)題になるべき」と非難の聲が多數(shù)上がっているのだ。

また、韓國(guó)の建築事情について「マンションも丈夫に造ってよ。100年どころか40年も耐えられないじゃないか」「韓國(guó)は米國(guó)や東南アジアよりコンクリートの強(qiáng)度が低いらしい。30年後には建て直してもうけようとしてるからだ」との指摘や、中には「ナノ物質(zhì)が気になる。環(huán)境的に問(wèn)題がないか必ず明らかにすべき」と心配するユーザーもみられた。（翻訳?編集/松村）