2017年10月11日、韓國(guó)?ノーカットニュースによると、韓國(guó)の樸槿恵（パク?クネ）前政権が15年末の日韓慰安婦合意後に急激に悪化した世論を変えるため、韓國(guó)挺身隊(duì)問(wèn)題対策協(xié)議會(huì)（挺対協(xié)）をはじめとする元慰安婦支援団體を反政府勢(shì)力であるかのように表現(xiàn)するなど、積極的に世論操作を行っていた可能性があることが分かった。

報(bào)道によると、韓國(guó)與黨「共に民主黨」のイ?ジェジョン議員室などが公開した昨年1月4日に作成された文獻(xiàn)「秘書室長(zhǎng)指示事項(xiàng)の履行および対策（案）」には、「大多數(shù)の國(guó)民が慰安婦問(wèn)題のバックにいる挺対協(xié)などの批判勢(shì)力の実體を知らない。國(guó)民がその実體について詳しく知れるようにする案を講じる」と書かれている。

また、昨年1月24日に作成された文獻(xiàn)「秘書室長(zhǎng)指示事項(xiàng)」にも、挺対協(xié)などの元慰安婦支援団體に関する記述がある。同文獻(xiàn)には「挺対協(xié)などが慰安婦合意の無(wú)効を主張する大規(guī)模集會(huì)を推進(jìn)するというが、とりあえずはローキー（抑制された、控え目）基調(diào)を維持しつつ元慰安婦のおばあさんらに対する説得を続ける一方、集會(huì)への參加団體の実體が世論に自然に広まるようにする方法も検討する」と記されている。

これについて、ノーカットニュースは「慰安婦合意に反発する団體を反政府勢(shì)力や背後勢(shì)力であるかのように表現(xiàn)し、彼らをけん制する方案を當(dāng)時(shí)の大統(tǒng)領(lǐng)府秘書室長(zhǎng)が直接指示したものである」とし、「大統(tǒng)領(lǐng)府が慰安婦合意後に悪化した世論を反転させるための世論操作において司令塔の役割をしていたものとみられる」と説明している。

また、樸前政権が中國(guó)在住の元慰安婦の転落事故を世論操作の手段として利用していた疑いも浮上した。今年8月に亡くなった元慰安婦のハ?サンスクさんは昨年2月に中國(guó)で、階段から転落して重癥を負(fù)った。これを受け、韓國(guó)政府は4月1日に報(bào)道資料を発表し、ハさんのために醫(yī)療チームを派遣すると明らかにした。1週間後にはハさんを韓國(guó)內(nèi)に移送して治療を行うこともメディアに公開し、ハさんの手術(shù)後には當(dāng)時(shí)の國(guó)務(wù)総理や外交部長(zhǎng)官、女性家族部長(zhǎng)官らが相次いで病院を訪れた。

しかし、このような政府の対応に「下心」を感じさせる表現(xiàn)が4月1日に作成された文獻(xiàn)「秘書室長(zhǎng)指示事項(xiàng)」に登場(chǎng)する。同文獻(xiàn)には「中國(guó)在住の元慰安婦のために醫(yī)療チームを派遣し、韓國(guó)內(nèi)に移送する案を検討する予定だが、こうした政府の努力を広報(bào)する必要がある」と書かれているという。

さらに、宗教団體を動(dòng)員して世論操作を行っていた可能性もあるという。日韓慰安婦合意後にカトリック司教會(huì)議正義平和委員會(huì)が合意文の再検討を要求する立場(chǎng)を発表したことに対抗するため、韓國(guó)政府は親政府派の宗教団體を利用した。

昨年1月6日に作成された文獻(xiàn)「秘書室長(zhǎng)指示事項(xiàng)」には「カトリック教徒全體の意思でない立場(chǎng)をカトリック教の公式団體が発表したことは大きな問(wèn)題だ」とした上で「大韓民國(guó)守護(hù)天主教人の會(huì)や平信徒協(xié)議會(huì)を通じて、発表がカトリック教全體の意見(jiàn)でない點(diǎn)をはっきり示すよう協(xié)力を求める」と書かれている?！复箜n民國(guó)守護(hù)天主教人の會(huì)」は樸前大統(tǒng)領(lǐng)の弾劾裁判で法廷代理人だったソ?ソック弁護(hù)士が常任代表を務(wù)める団體で、代表的な保守団體と言われている。同団體は実際、文獻(xiàn)が作成された6日の午前10時(shí)30分に國(guó)會(huì)で記者會(huì)見(jiàn)を開き、カトリック司教會(huì)議正義平和委員會(huì)を強(qiáng)く批判する聲明を発表した。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「何を考えていたんだ？慰安婦被害者を政権の広報(bào)手段として利用するなんて」「親日派の娘らしい」「一體どんな歴史認(rèn)識(shí)を持っているの？」など樸前大統(tǒng)領(lǐng)に対する批判の聲が相次いでいる。中には「樸槿恵と樸槿恵の協(xié)力者らを全員まとめて日本に輸出しよう」との聲も。

さらに、「まるで北朝鮮のよう」「韓國(guó)には今も親日派がはこびっている」と不安がる聲や、「日本人の蠻行をうやむやなまま忘れてはいけない」と訴える聲もあった。

一方で「歴史問(wèn)題で日本を批判するのもいいけど、まずは國(guó)を正常な狀態(tài)に戻してから」「慰安婦問(wèn)題のせいで日本との通貨スワップも駄目になり、今は中國(guó)とのスワップも駄目になる危機(jī)を迎えている」など韓國(guó)の経済狀況を懸念する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）