2017年9月1日、北東アジアに3年後には100機(jī)を超える日米韓のF35戦闘機(jī)が集結(jié)する、と中國メディアが伝えている。F35はレーダーに映りにくいステルス機(jī)能を持つ第5世代の多用途機(jī)。「ひそかに空からの急襲と防御を行い、速やかに外科手術(shù)のような攻撃を加えることができる」と警戒している。

F35は米國のロッキード?マーティン社が中心になって開発した単発単座の戦闘機(jī)。開発には英國やイタリア、カナダ、オーストラリアなど8カ國も參畫した。統(tǒng)合打撃戦闘機(jī)（JSF）とも呼ばれる。

F35には基本型の通常離著陸機(jī)のF35A、短距離離陸?垂直著陸機(jī)のF35B、艦載機(jī)型のF35Cの3種類がある。第5世代は敵をより早く発見し撃墜するというコンセプトで性能の高い火器管制裝置やステルス性を有している戦闘機(jī)を指す。

F35について中國網(wǎng)は米國のザ?ディプロマット誌（電子版）の記事を引用?！赋r半島情勢の緊張が続く中、米日韓も対応に追われている。2020年ごろには、北東アジアのF35の數(shù)が100機(jī)を超える見通しだ」と報じた。

日本に関しては「米日の輸出契約に基づき、航空自衛(wèi)隊(duì)は今年上旬に第1陣となるF35Aを調(diào)達(dá)した?？兆预蠑?shù)年內(nèi)に42機(jī)の調(diào)達(dá)を予定している」と紹介?！搁L距離地上攻撃弾薬を?qū)毪贰⒕苷T導(dǎo)が可能な米國製ミサイル『JSM』、GBU-31『ジェイダム』統(tǒng)合直接攻撃弾などで武裝する予定だ」ともしている。

米國については「第121海兵戦闘攻撃中隊(duì)が今年1月、正式に日本に駐留した。米國のF35Bが日本に配備されたのはこれが初。同中隊(duì)はF35Bを16機(jī)保有しており、うち8機(jī)が今年3月の米韓合同演習(xí)『フォールイーグル』に參加した」と報道?！该卓哲姢辖衲昴─蓼扦薋35Aを保有する第34戦闘機(jī)中隊(duì)も太平洋地域に駐留させる予定だ」とも言及している。

韓國の場合は「韓國空軍は2018年に1機(jī)目となるF35Aを調(diào)達(dá)する」と説明。「F35Aを40機(jī)発注しており、2021年に交付が完了する予定。第1陣の調(diào)達(dá)規(guī)模は當(dāng)初計畫されていた60機(jī)を下回るが、韓國は米國との調(diào)達(dá)契約に基づき、『安全環(huán)境の変化の需要』を理由にさらに20機(jī)を追加調(diào)達(dá)できる」と述べている。

海洋進(jìn)出を強(qiáng)める中國は日本周辺などで艦船や航空機(jī)の活動を活発化させており、8月24日にはH6爆撃機(jī)6機(jī)が沖縄本島と宮古島の間を通過して紀(jì)伊半島沖まで飛行し、空自の戦闘機(jī)が緊急発進(jìn)（スクランブル）した。領(lǐng)空侵犯はなかったが、このルートの飛行が確認(rèn)されたのは初めてだった。

中國空軍の報道官は「中國空軍が遠(yuǎn)海訓(xùn)練を常態(tài)化させているのは國際法と國際慣例に合致している」と主張?！袱嗓韦瑜Δ史梁Δ嗽猡Δ趣?、中國空軍はこれまでと少しも変わらない。これからも頻繁に飛行訓(xùn)練を行う」と強(qiáng)調(diào)したが、中國網(wǎng)がF(xiàn)35を取り上げた背景には、この最新鋭機(jī)の配備が中國にとって少なからず脅威になっていることをうかがわせている。（編集/日向）