2017年8月31日、サッカー?ロシアワールドカップ（W杯）アジア最終予選でA組2位の韓國がすでに予選突破を決めたイランとホームで対戦、0?0で引き分け、この日の本選出場権獲得はならなかった。

試合後、勝利を収められなかった原因について韓國のスポーツ紙などがさまざま報(bào)じているが、この中で複數(shù)のメディアが注目しているのが、試合會(huì)場となったソウルワールドカップ競技場のスタジアムの「芝の狀態(tài)」だ。

「スポーツ韓國」によると、この日フルタイム出場した韓國のエースストライカー、ソン?フンミンは試合後、「とても殘念だ。（スコアが）引き分けでも內(nèi)容では負(fù)けた気分だ」と語り、「努力はたくさんしたが結(jié)果が及ばなかった。個(gè)人的に責(zé)任を感じているが、攻撃を広げられるような芝の狀態(tài)ではなかった。大事な試合を前にして、いったい誰が冒険的にプレーできるか聞きたくなるくらいだ。それほど芝生が良くなかった」と振り返った。

また、ノーカットニュースも芝の問題を取り上げ、「ソウルワールドカップ競技場は韓國サッカーの聖地だ。だが芝の狀態(tài)は散々なもの。韓國サッカーの聖地がむしろ韓國サッカーを泣かせている」と報(bào)じ、今年3月、やはりアジア最終予選のシリア戦後に、韓國代表キャプテンのキ?ソンヨンが同競技場について「芝の狀態(tài)に怒りを覚える。代表チームの競技場としてはまったく試合ができない會(huì)場だ」と語っていたことを伝えている。

しかしこうしたエースの発言や報(bào)道に、韓國のネットユーザーからは激しいブーイングが起こっている。コメント欄には「言い訳はやめろ」「芝のせい？恥ずかしい。それならイランは何？同じ條件で試合したのに」「確かに芝の狀態(tài)は良くなかったけど、君たちの実力は…」「韓國は今も昔も全部『芝のせい』」などの批判が並んだ。

また中には、今回の芝の狀態(tài)を「好條件」として「芝のおかげで引き分けになった」「芝がもっと良かったら3?0くらいで負(fù)けてたんじゃない？」と皮肉るユーザーも。

一方で、「韓國サッカー協(xié)會(huì)はメンバーを総入れ替えすべき。芝が問題視されることが分かっていながら競技場を選んだのだから、協(xié)會(huì)に問題がある」「韓國の敵は韓國だった。韓國が韓國代表チームをないがしろにした」と選手の立場を擁護(hù)するコメントも一部みられた。

なお韓國代表は9月1日に「最後の試合地」であるウズベキスタンへ向け出発、5日0時(shí)（日本時(shí)間6日0時(shí)）にウズベキスタンと最終節(jié)を戦う。この試合を引き分け以上とし、なおかつシリアがイランに勝利しなければ、韓國はA組2位でW杯進(jìn)出が可能になる。（翻訳?編集/松村）