2017年9月4日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)によると、米ブルームバーグはこのほど、財政破綻したカリブ海の楽園、米自治領(lǐng)プエルトリコが中國人観光客とチャイナマネーに「求愛」していると伝えている。

プエルトリコは長年にわたり、ビーチ、太陽、稅金控除、公共事業(yè)で各國の旅行者や投資家を募ってきた。このカリブ海の島はそうした魅力に加え、優(yōu)雅な中國式建築と郷土料理をそろえ、中國人の観光客と投資家を誘致しようとしている。

700億ドル（約7兆7300億円）以上の債務(wù)を抱えていたプエルトリコは、長年苦しんできた経済を刺激する新たな計畫として、アレシボのサトウキビ畑に2億ドル（約221億円）規(guī)模の中國をテーマにしたセンターを建設(shè)する。中國の投資グループは、この地を、グルメや音楽、エンターテインメントなどに特化した39棟の建物からなるレジャーセンターにする計畫だ。

この計畫は、財政破綻の危機(jī)に直面しているこの島の外貨獲得に向けた戦略の一環(huán)でもある。10年にわたる景気低迷により、経済とインフラは悲慘な狀態(tài)に置かれ、赤字を埋めるための過度の借り入れで、米地方債市場から閉鎖された。

プエルトリコは、中國が5000億ドル（約55兆円）強(qiáng)を投資する可能性があるシルクロード経済圏構(gòu)想「一帯一路」に期待を寄せている。同國の當(dāng)局者は9月に中國を訪問する予定であり、半年前には、政庁所在地のサンフアンで開かれた投資フォーラムに、中國から150人のビジネスマンが參加している。（翻訳?編集/柳川）