2017年9月4日、韓國ソウル市役所のソウル広場で開催中の地方のPRイベントで小便小僧型のドリンクサーバーが設(shè)置されたものの、一部市民の指摘によって撤去されるというハプニングがあった。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

ソウル広場では、4日から3日間の日程で慶尚北道（キョンサンブクド）英陽（ヨンヤン）郡名産のトウガラシをPRする「2017英陽トウガラシH．O．Tフェスティバル」が開催されている。

今回物議を醸しているのはイベント會(huì)場の片隅に設(shè)けられた水飲み場。ズボンを下ろし用を足す男児の姿で、へそを押すと性器部分から韓國の伝統(tǒng)茶の一つ、五味子（オミジャ）茶が出てくる構(gòu)造だ。脇には紙コップが置かれ、「この飲み物は飲料専用の機(jī)械と食品用ホースを経て出てくる衛(wèi)生的な飲み物なので、安心してお召し上がりいただけます」と案內(nèi)も書かれているという。

韓國ではトウガラシを意味する「コチュ」が男性器を指す隠語として使われることから、イベントのコンセプトに合わせた面白おかしい見せ物として設(shè)置されたものと思われるが、市民からは「恥ずかしい」「わざわざこんなものを設(shè)置する必要はあるのか」など否定的な反応が上がっているそうだ。

結(jié)局、主催者側(cè)はイベント初日の4日午後にドリンクサーバーを會(huì)場から撤去した。ソウル市の関係者は「設(shè)置物のデザインまでいちいち點(diǎn)検してはいられない。一部の指摘を受け、該當(dāng)の自治體に連絡(luò)して適切な措置を取るよう伝えた」と説明、フェスティバルの現(xiàn)場関係者は「見る観點(diǎn)によって不快に感じる方がいるという話を聞いて撤去した」と明らかにしている。

これにネットユーザーからは「誰が思いついたの？これは深刻」「ポルノフェスティバル？」「英陽郡もレベルが低過ぎ」「男性へのセクハラを笑いものにする悲しい現(xiàn)実があんな物を作ってしまった」など嫌悪の聲が相次ぎ、「男の子モデルだからこの程度で済んだけど、もし女の子だったら…」「女児の銅像だったら市長も弾劾されてただろう」との指摘も寄せられた。

また、世界的に知られるベルギーの「小便小僧」を挙げて「噴水でもないし、飲み水にするのはひどい」「韓國式にまねしたんだろうけど、西洋のは蕓術(shù)的とも言えるきれいな彫刻像の噴水で、韓國とはクオリティーが違い過ぎる」など比較するユーザーもおり、賛成派の意見は見當(dāng)たらなかった。（翻訳?編集/松村）