人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年9月7日(木) 6時(shí)20分
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1日、実寫版「銀魂」が中國(guó)で封切られた。実寫版「銀魂」では、原作の世界観がそのまま再現(xiàn)されており、7月14日に日本で公開されると、興行収入が35億円に達(dá)した。
9月1日、実寫版「銀魂」が中國(guó)で封切られた?!搞y魂」の原作者は、漫畫家?空知英秋で、2004年から「週刊少年ジャンプ」で連載され、06年からテレビアニメ化、今年実寫版映畫がついに公開された。実寫版「銀魂」では、原作の世界観がそのまま再現(xiàn)されており、7月14日に日本で公開されると、興行収入が35億円に達(dá)した。(文:胡広欣。羊城晩報(bào)掲載)
今回「銀魂」が中國(guó)で公開され、「中國(guó)の桁外れな規(guī)?!工伽尤毡救摔蝮@かせている。中國(guó)では「銀魂」が8000カ所の映畫館の1萬(wàn)2000スクリーン(日本は3400スクリーン)で上映され、その規(guī)模は日本の4倍だ。日本メディアは、「邦畫実寫作品としては史上最大規(guī)模での公開」と報(bào)じている。興行収入も公開3日ですでに5000萬(wàn)元(約8億2500萬(wàn)円)に達(dá)し、昨年公開された「寄生獣」を早くも抜いて、これまで中國(guó)で公開された実寫版の日本映畫の中で、最も売れた作品となっている。ただ、漫畫の実寫版映畫とあって、中國(guó)では原作漫畫のファンが大いに沸いているものの、その他の人の心を捉えることができていないのは殘念だ??讠偿撙舛O化しており、情報(bào)コミュニティサイト?豆瓣での評(píng)価は8.2ポイントから7.6ポイントまで落ちている。
▼ファンを納得させる再現(xiàn)度
原作ファンにとって、実寫版映畫で一番重要なのが「再現(xiàn)度」だ。福田雄一監(jiān)督の代表作である深夜ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」は、視聴者の間で実寫版「銀魂」と冗談っぽく言われている。両者ともに、斬新な世界観が売りで、ツッコミやジョークなど、隅から隅まで笑いが散りばめられている。
「銀魂」の実寫化のメガホンを握った福田監(jiān)督は、期待を全く裏切っておらず、原作の世界観をそのまま「再現(xiàn)」して、ファンらをこの上なく納得させた。実寫版は、アイテムやキャラクターなどの面で原作をうまく再現(xiàn)している。萬(wàn)事屋や江戸街道、歌舞伎町などのお馴染みのシーン、さらに、銀さんのスクーター、銀さんの大好きないちご牛乳などのアイテムまで、細(xì)かいところまで丁寧に再現(xiàn)し、各キャラクターを演じる役者のビジュアルも高い再現(xiàn)度だ。
▼「男神」、「女神」がキャラクターになりきる
実寫版「銀魂」は、小栗旬や堂本剛、菅田將暉など、イケメン俳優(yōu)が多數(shù)出演している。そのため、「イケメンを見れるだけでもチケット代払う価値あり」という宣伝文句で宣伝されている。それら、「男神」、「女神」は、「アイドル」という型に全くはまることなく、それまでのイメージを覆すような演技で、それぞれのキャラクターになりきっている。
▼アクションシーンが素人すぎ?
実寫版で、福田監(jiān)督は、原作のナンセンスな世界観を壊すことなく再現(xiàn)している。130分の映畫の中で、さまざまな方法で、「ジョジョの奇妙な冒険」や「オバケのQ太郎」、「風(fēng)の谷のナウシカ」、「ONE PIECE」、「信長(zhǎng)協(xié)奏曲」、「花より男子」などをディスっているほか、各地の方言やなまりも出てくる。ファンにとっては、130分笑いっぱなしの內(nèi)容であるものの、日本のポップカルチャーをあまり知らない人にとっては、頭の上に疑問(wèn)符を浮かべた狀態(tài)になるだけだろう。
その他、「痛快アクション娯楽映畫」という宣伝文句でも宣伝され、主役の小栗旬の提案で、韓國(guó)からアクションの演出チームを招いて撮影が行われた。ただ、アクションシーンは期待するほどの仕上がりにはなっていない。漫畫の「悪い癖」まで引き継いでおり、「しゃべりすぎ」であるため、アクションシーンならではの「緊張感」が全くない。ネットユーザーらは、「刀を2回ほど振り回して、ドヤ顔でポーズを決めるのがアクション映畫?」、「戦闘シーンに解説があるなんて、素人すぎるだろう!」などの聲を上げている。
▼漫畫的リアル追求しクオリティ低いと感じる人も
実寫版「銀魂」の特殊効果も、一般の視聴者には理解できないようだ。
福田監(jiān)督は取材に応じた際、その特殊効果に投げかけられた否定的な見方について、「わざと、あらあらしいスタイルにしている?!恒y魂』は元々、フィクションのストーリーで、原作では江戸時(shí)代と現(xiàn)代の時(shí)空をわざとミックスさせている。例えば、著物を著ながら、攜帯や電話、コンビニがある現(xiàn)代的な生活を送っている。そのように、わざと『違和感』を出すことで、現(xiàn)実の世界との距離をあけている。各シーンが安っぽく見えるという人もおり、CGチームからすると、クオリティが下がると感じるかもしれない。でも、その中には僕の譲れない部分、僕の『銀魂』という作品に対する理解があり、全體的に見れば、それで正解だと思っている」としている。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)
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