話題の映畫「ダンケルク」、中國(guó)上映1週間でボイコットに遭う―英紙

Record China    2017年9月8日(金) 10時(shí)40分

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7日、史上最大の撤退作戦を描いた映畫「ダンケルク」。クリストファー?ノーラン監(jiān)督の最新作は中國(guó)でも今月1日から上映されているが、英紙テレグラフ(電子版)は4日、中國(guó)でこの映畫をボイコットする動(dòng)きが出ていると伝えている。資料寫真。

2017年9月7日、史上最大の撤退作戦を描いた映畫「ダンケルク」。クリストファー?ノーラン監(jiān)督の最新作は中國(guó)でも今月1日から上映されているが、中國(guó)メディアの參考消息網(wǎng)によると、英紙テレグラフ(電子版)は4日、中國(guó)でこの映畫をボイコットする動(dòng)きが出ていると伝えている。

その理由は、「悲慘な撤退」が「中國(guó)の価値観」に合わないとの批判が出ていること、そして、1940年代のダンケルクの奇跡を指揮したハロルド?アレクサンダー大將が美化されすぎているというものだ。中國(guó)では數(shù)千人の中國(guó)人兵士を死亡させた人物として軽蔑されている。

中國(guó)の雑誌「新週刊(New Weekly)」は、「ダンケルク」と中國(guó)のアクション映畫「戦狼2(Wolf Warriors 2)」を比較し、「戦狼2」について「中國(guó)のヒーローが、爆発のやまない戦場(chǎng)で西洋の悪人から數(shù)百人の命を救うという愛國(guó)心に満ちたアクション大作は、完全な勝利を描いている」と評(píng)した。一方で「ダンケルク」については「そこに描かれた悲慘な撤退は、伝統(tǒng)的な中國(guó)の価値観とはまったく合わず、興行収入も好ましくない」と切り捨てている。

「ダンケルク」の主要人物の1人であるアレクサンダー大將は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の主要な戦いの多くで輝かしい功績(jī)を上げている。だが彼は、1942年にビルマ(ミャンマー)からの英國(guó)、中國(guó)、米國(guó)の部隊(duì)の撤退に関わったことで、中國(guó)の一部から數(shù)萬(wàn)人の中國(guó)軍兵士の死亡を招いたと批判されている。

中國(guó)のネット上では、この映畫のボイコットを要求するスレッドが多く立てられ、「アレクサンダー大將の成功は、中國(guó)の遠(yuǎn)征軍の血と骨の上に成り立っている」との書き込みもみられる。

英國(guó)の歴史家、ラナ?ミッター氏は「人々が覚えておかなければならないことは、英國(guó)と中國(guó)の軍隊(duì)が米國(guó)と共にどのようにして究極の勝利を達(dá)成するために戦ったかだ」と指摘している。(翻訳?編集/柳川)

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