2008年5月13日、新華社は地震で大きな被害を受けた四川省北川県の現(xiàn)地リポートを伝えた。道路が寸斷されているため記者は徒歩での現(xiàn)地入りとなった。

【その他の寫真】

現(xiàn)在、市中心部半徑29キロメートル以內(nèi)は攜帯、電話など一切の通信手段が使用不能となっている。また路面が數(shù)メートルもの高さに隆起しているため車両も通行できない狀態(tài)となっている。記者は取材後再び徒歩で攜帯電話が使用できる地域に移動、本リポートを送った。

市中心部では建物の崩壊が相次ぎ、都市と言うよりはまるで土砂の山のようになっている。住民によると、大規(guī)模な土石流が発生し、市中心部を飲み込んだという。中心部の建物は9割近くが倒壊するなど壊滅狀態(tài)となっている。

現(xiàn)在、軍、消防隊、警察など數(shù)千人が晝夜を問わず救出作業(yè)に従事しているが、13日に雨が降ったこともあり、作業(yè)は難航している。まるで泥沼のようになった倒壊現(xiàn)場から一人の被害者を救出するには十?dāng)?shù)人の作業(yè)員が必要な狀態(tài)だ。現(xiàn)地住民によると、建物の倒壊から逃げおおせたのは市民の約半數(shù)程度だという。市中心部には3萬人が住んでおり、逃げ遅れた者の多くが生き埋めになっていると見られる。（翻訳?編集/KT）