2017年9月7日、韓國?SBSによると、韓國に配備が完了し本格運(yùn)用が始まった1システムの高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）では、韓國全土を守ることができないとする指摘が韓國の専門家から出ている。

1システムのTHAAD は、ミサイル発射臺6基と迎撃ミサイル48発、レーダーと射撃統(tǒng)制所から構(gòu)成される。敵が発射したミサイルが高度40?150キロまで降下してくるのをレーダーで探知して迎撃ミサイルで破壊する。THAADはパトリオットミサイルの迎撃範(fàn)囲のさらに上層を守備することになる。

THAADの最大射程距離は200キロであるため、理論的には、星州（ソンジュ）基地に配備されたTHAADで韓國東北部の江原道（カンウォンド）から南部の 慶尚道（キョンサンド）と全羅道（チョルラド）、そして有事の際に米軍増?jiān)姢毪盲皮肽蠔|部の都市?釜山（プサン）などを守ることができる。星州から150キロの距離にある平?jīng)g（ピョンテク）の在韓米軍基地もTHAADの迎撃射程內(nèi)だ。

しかし、THAADで北朝鮮のミサイルを探知?追跡し迎撃ミサイルを撃つためには、約200秒の時間が必要な點(diǎn)が問題となる。1トンの核弾頭を搭載したノドンミサイルが白頭山（ペクトゥサン）南側(cè)から平?jīng)gに向かって発射された場合、迎撃ミサイルを発射する前に迎撃高度以下に降下してしまう。

また、星州から140キロ離れた群山（クンサン）米軍基地と陸海空軍本部がある鶏龍臺（ケリョンデ）も、迎撃猶予時間は10?20秒にすぎない。さらにソウルはもとより射程距離圏外のため、軍は來年中にも韓國型ミサイル防衛(wèi)システム「KAMD」に組み込まれているパトリオットミサイルを大統(tǒng)領(lǐng)府の北防空砲臺に配置する予定だ。

この報(bào)道を受けて韓國のネットユーザーからは3000に迫るコメントが寄せられ、コメント欄には「首都ソウルが防衛(wèi)圏外とは…」「ソウルも守れ！」「どうせソウルは長距離砲の射程圏內(nèi)だから、THAADではどうしようもない」「戦爭が起きたらどうせソウルは火の海だから、韓國の南部を守備するという意味だろう」「ソウルにはどうせノドンは飛んで來ない」など、ソウル防衛(wèi)に関連した意見が多く並んだ。

また「いまさらTHAADの能力分析をしてどうなる？もう配備しちゃったのに」との指摘もあった。（翻訳?編集/三田）