2017年9月8日、超黨派の國會議員で構(gòu)成する「日中次世代交流委員會」の伊佐進一事務(wù)局長?衆(zhòng)院議員が「科學(xué)技術(shù)と日中交流」と題して日本記者クラブで講演した?！钢袊峡茖W(xué)技術(shù)の推進を國家の最優(yōu)先課題として突き進んでいる」と指摘。米ロに続く有人宇宙飛行を?qū)g現(xiàn)した宇宙開発技術(shù)、世界第1位のスパコンのほか研究論文數(shù)や特許出願數(shù)などを事例に、中國は米國と並ぶ科學(xué)技術(shù)先進國になりつつあると予測した。

伊佐氏は文部科學(xué)省出身。惑星探査機「はやぶさ」など宇宙開発政策を擔當。2007年から3年間、科學(xué)技術(shù)擔當書記官として在中國日本大使館に勤務(wù)。12年から衆(zhòng)院議員（公明黨）。超黨派國會議員による日中次世代交流委員會の事務(wù)局長を務(wù)めている。

発言要旨は次の通り。

中國は科學(xué)技術(shù)の推進を國家の最優(yōu)先課題として突き進んでおり、米ロに続く有人宇宙飛行を?qū)g現(xiàn)した宇宙開発技術(shù)、世界第1位のスーパーコンピューターなど、めざましい進歩を遂げている。

中國の研究員は急増しており、約150萬人と米國の約125萬人を凌駕している。研究論文數(shù)や特許出願數(shù)でも米國に肉薄する勢いだ。米國から見た國際共著論文の相手先は中國が総合1位。かつて総合1位だった日本は7位に転落している。8分野中、中國は化學(xué)、材料科學(xué)、計算機科學(xué)?數(shù)學(xué)、工學(xué)、環(huán)境?地球科學(xué)、基礎(chǔ)生命科學(xué)など6分野で1位と米中は強固な協(xié)力関係にある。特許出願件數(shù)でも米國に並び、科學(xué)技術(shù)大國に発展する可能性がある。日中の立場は、ひと昔前とは完全に逆転している。

中國の巨大な消費市場を取り込むため、日本企業(yè)は「優(yōu)位性」を活かした協(xié)力が可能となる。「中國生活研究センター」（パナソニック）や水膜処理技術(shù)などが好事例となる。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。