2017年9月8日、威鋒網(wǎng)は「北朝鮮の行動(dòng)で、日本のJアラートシステムのすごさを再認(rèn)識(shí)させられた」とする文章を掲載した。

8月29日、北朝鮮の発射したミサイルが日本の北海道上空を通過(guò)した。その際、日本政府はJアラート（全國(guó)瞬時(shí)警報(bào)システム）を通じて北海道や東北地方の住民にミサイル襲來(lái)の危険性を伝えた。

文章はJアラートについて「総務(wù)省が開(kāi)発し、2007年に正式運(yùn)用を開(kāi)始した、大規(guī)模災(zāi)害や武力攻撃などの緊急情報(bào)送信システム。自然災(zāi)害以外の警報(bào)が初めて出されたのは12年12月の北朝鮮によるミサイル発射時(shí)で、以後毎年のように訓(xùn)練を?qū)g施して精度を高めてきた。日本はこの方面の危機(jī)意識(shí)が相當(dāng)強(qiáng)いと言わざるを得ない」と説明している。

また、今回の警報(bào)では自衛(wèi)隊(duì)や米軍からミサイル発射の情報(bào)を得た政府が警報(bào)を発信してからわずか10秒ほどで、通信衛(wèi)星を通じて全國(guó)の國(guó)民に第一報(bào)が屆いたと紹介。それでも一部の日本メディアや有識(shí)者からは「このタイミングで警報(bào)を出されても逃げる時(shí)間がない」との意見(jiàn)が出たとした。

文章は、Jアラートの特筆すべき點(diǎn)として、行政だけではなく國(guó)民にも攜帯電話などを通じて瞬時(shí)に情報(bào)が伝わることを挙げている。「Jアラートは攜帯電話の音量や通知設(shè)定を飛び越え、直接音聲と文字で警報(bào)を発する。14年4月に各キャリアが緊急速報(bào)メール配信サービスを開(kāi)始したほか、Jアラートを受信するアプリも多く発表されている。攜帯以外にも、ラジオやテレビでも受信でき、新幹線や地下鉄は速報(bào)を受信すると自動(dòng)で減速、停車(chē)する。エレベーターやガス管、建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)、醫(yī)療機(jī)関にも警報(bào)センサーが取り付けられている?！工葋护à?。

そして「日本に比べると、わが國(guó)の危機(jī)意識(shí)は低い。Jアラートのシステムに學(xué)ぶとともに、民間防護(hù)、國(guó)防の教育をさらに強(qiáng)化しなければならない」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）