2017年9月9日、ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）によると、中國陝西省楡林市で、激しい陣痛に襲われた26歳の女性が帝王切開を拒否され、窓から飛び降りて死亡するという事件が起きた。

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事件が起きたのは8月31日。女性は楡林市第一醫(yī)院の5階から飛び降りて自殺した。病院側(cè)は女性の夫が手術(shù)同意書のサインを拒んだため手術(shù)ができなかったと主張しているが、女性の家族は亡くなった女性もその夫も帝王切開を頼んだが斷られたとし、病院に過失があったと主張している。

女性が飛び降りる前の映像がネット上に流出した。女性がひざまずいて帝王切開を求める様子が映っているが、この映像についても両者の意見は対立。病院側(cè)は女性が土下座している相手は夫だとしている。

事件が伝えられると、國家衛(wèi)生計(jì)畫生育委員會は詳しく調(diào)査すべきだと指示を下したが、その後の情報(bào)はいまだ明らかになっていない。ネット上では、痛ましいこの件に関して、激しい怒りと悲しみをあらわすコメントが多數(shù)書き込まれている。

あるネットユーザーは「中國の醫(yī)療制度が女性を殺した」と斷罪している。中國は出産で帝王切開の割合が世界で最も高い國で、政府は帝王切開を減らすよう病院に指示しており、今回の事件で病院が帝王切開を拒否したのもそのせいではないかと推測している。

その一方で、帝王切開は出産費(fèi)用が高額になりやすく、手術(shù)費(fèi)が支払いきれなくなるケースも少なくないことも、事件発生に影響したのではないかとの見方もある。（翻訳?編集/岡田）