2017年9月12日、韓國?YTNなどによると、韓國南部の観光地、済州島（チェジュド）で潛水艦に乗った7歳のインド人少女が指2本を切斷するという痛ましい事故があった。

今月3日、韓國で働くインド人のAさんが本國から家族を呼び出掛けた済州島旅行で事故は起こった。一行は済州島観光の定番コースの一つ、船內(nèi)から魚が泳ぐ様子などを観察できる潛水艦に乗船したのだが、現(xiàn)場の職員がAさんの7歳の娘を抱いて艦に乗せた際、少女の手がまだハッチ部分にあることに気付かずハッチを閉めてしまったのだ。

右手を重い扉に挾まれた少女は人差し指と中指を切斷する大けがを負(fù)い、すぐに島內(nèi)の大學(xué)病院に運(yùn)ばれ手術(shù)を受けたが、現(xiàn)在のところ経過は思わしくないという。Aさんらによると、中指は血液循環(huán)がうまくいかず壊死（えし）する可能性が指摘されており、少女は12日、ソウル市內(nèi)の病院に移され治療を引き続き受ける予定だ。

事故を起こした潛水艦運(yùn)営會社はメディアの取材に対し「患者が最大限に回復(fù)できるよう病院の治療に全力を盡くし、手術(shù)費(fèi)用についても當(dāng)然支援する」として過失を認(rèn)めているという。一方、警察は業(yè)務(wù)上過失致傷罪の適用も視野に詳しいいきさつを調(diào)べている。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは少女の早い回復(fù)を祈る聲や、「久しぶりに會った家族同士の旅行で本當(dāng)に気の毒。わざとでないだけに、スタッフもずいぶんつらいだろうね」「職員も気の毒。安全のために抱いて乗せてあげたんだろうに。一瞬のミスが…」と、ミスをしたスタッフを気遣うコメントが寄せられている。

また、こうした安全問題を起こした企業(yè)のこれまでの対処事例を念頭に、「ベストを盡くして治療し、補(bǔ)償すべき！」「外國人だからって補(bǔ)償や治療、謝罪をいいかげんに済ますのはやめてほしい」と求める聲や、これを國の問題と捉えてか、「本當(dāng)に申し訳ない。國レベルで補(bǔ)償をしてあげてほしい」との訴えも多くの共感を得ている。

さらに、韓國でたびたび問題となる「安全不感癥」を引き合いに「こういう安全不感癥とやらはいつになったらなくなるのかな」と嘆く聲や、「何といっても安全が最優(yōu)先だよ」「子を持つ親なら誰もが経験しかねない事故だ。皆さん、気を付けましょう」との呼び掛けも多數(shù)みられた。（翻訳?編集/吉金）