Record China 2017年9月14日(木) 6時20分
拡大
13日、中國青年報は、日本の明治大學に通う中國人留學生の手記を掲載した。寫真は明治大學。
2017年9月13日、中國青年報は、日本の明治大學に通う中國人留學生の日本滯在記を掲載した。以下はその概要。
「日本に來たばかりで、何も分からない。でも後悔はできない。後悔をするのは、本當に誤った選択をした時だ」……これが來日初日の日記だ。2017年9月13日で、留學生活も962日目になる。
私は北京の高校で第1外國語に日本語を選択、日本への留學を考えていた。高3の夏、両親に話すと承諾してくれ、早く慣れるようにと予定よりも3カ月早く日本に行かせてくれた。そして東京の語學學校で勉強した後、明治大學の考古學専攻に合格した。日本留學を選んだ理由をよく聞かれるが、中學から日本語を勉強していたし、日本のアニメが好きだったから。それに中國から近くていつでも帰れるし、時差が少ないから両親とも話ができる。
勉強だけでは交流の機會が少ないという先輩留學生の勧めで詩吟サークルに入った。中國人部員は1人だけだが、みんなとうまくやっている。四川や內(nèi)モンゴルを旅した中國語を勉強しているという日本人部員もいる。留學先に悩む後輩に対し、「中國はいいよ」とアドバイスする日本人の先輩もいる。
去年の秋に體調(diào)がすぐれず、サークル活動を一時休んだことがあった。その時、部員たちが折に觸れて自分の狀態(tài)を気にかけてくれ、授業(yè)やサークルでの話をしに來てくれた。こんなに助けてくれるのに、話す時には「つかず離れず」な感じがする。日本人は不思議だなと思うことがあったが、後になって彼らがちょっと內(nèi)向的なのだということが分かってきた。きっと彼らにとっては私も「不思議な人」なのだろう。
日本に來る前、人から聞いた話や漫畫、ドラマによる日本人のイメージは「頭が固く、熱血で、群れやすい。なかなか打ち解けられない」というものだった。しかし、実際にやって來て初めて、この國にもさまざまな人がいるということを肌身で感じることができた。
2週間前、買い物を終えて帰宅する途中、荷物を持ち替えようとして持っていた傘が橫向きになり、通行人の邪魔になってしまった。謝ったが、あるおばさんから厳しい言葉で責められた。日本の友人たちにこの事を話すと、おばさんの代わりに謝ってくれたり、「気をつけなきゃ駄目だよ」と注意してくれたり、「今度そういうことがあったら言い返していいよ」と言ってくれる人もいた。共通していたのは、みんな「大丈夫?」と気遣ってくれたことだった。
タクシーの運転手、サークルの先輩、語學學校の近くの料理屋の店主、いつも中國人留學生の面倒を見てくれる夫婦……。彼らはみんな「日中友好は君たちにかかってるよ」と言う。
2年前の自分は、日本を一言で表現(xiàn)しようとしていた。しかし今、自分の経験だけでこの國全體を説明するべきではないと思っている。一言でまとめられる社會は、社會とは言えない。日本の社會を構成しているのは、私たち同様、自らの信念と目標を持っている無數(shù)の人たちなのだ。(翻訳?編集/川尻)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/4/5
2017/3/9
2017/8/15
2017/9/9
2017/9/5
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る