2017年9月13日、和訊は、米アップルが発表した新しいiPhoneの価格が、中國(guó)人の月給に相當(dāng)する金額であると伝えた。

記事は、同社が12日に発表したiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの価格について、最も安い「8」の64GB版でも5888元（約9萬(wàn)9700円）、最も高額な「X」の256GB版に至っては9688元（約16萬(wàn)4000円）と1萬(wàn)元の大臺(tái)に切迫する金額になっており、世間からは「高過(guò)ぎる」との聲が出たと紹介した。

そのうえで「では、新しいiPhoneは実際どれだけ高いのか、どれだけ働けば買(mǎi)えるのか」とし、國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の賃金データを示した。2015年の都市部労働者の平均賃金を見(jiàn)ると、トップだった北京市が1カ月當(dāng)たり9282元（約15萬(wàn)7000円）、2位の上海市が9097元（約15萬(wàn)4000円）となっている。16年のデータは未発表だが、前年比7．0％増という同局の発表から計(jì)算すると、この2都市では1カ月分の賃金で最も高い「X」の256GB版を購(gòu)入することができるようだ。

記事はまた、歴代のiPhoneの発売価格も比較している。中國(guó)本土で初めて発売されたのは09年の「3G」で、最低スペック版が4999元（約8萬(wàn)4700円）だった?！?G」から「8」までの8年間で価格は17．7％の上昇となり、特別版といえる「X」を除けばその上昇幅は非常に小さいという。

一方、中國(guó)人の収入はこれをはるかに上回るペースで増加。全國(guó)都市部における非私営法人の平均年間賃金は09年の3萬(wàn)2736元（約55萬(wàn)4000円）から16年には6萬(wàn)7569元（約114萬(wàn)4000円）と106．40％増え、私営法人も1萬(wàn)8199元（約30萬(wàn)8000円）から4萬(wàn)2833元（約72萬(wàn)5000円）と135．35％の増加を見(jiàn)せた。

記事は、確かにiPhoneの価格があまり変わらないのに対して中國(guó)人の収入は大きく増加してきたものの、全國(guó)的な平均収入から見(jiàn)るとやはりiPhoneは「高価なもの」であり、コストパフォーマンスの高い國(guó)産スマホとの競(jìng)爭(zhēng)になるとの結(jié)論を下している。（翻訳?編集/川尻）