2017年9月13日、米華字メディアの多維新聞によると、中國と韓國の歴史論爭は常に敏感な話題となっているが、中國でこのほど、百済が中國の歴史に含まれるとする主張が初めて確認(rèn)されたことを受け、韓國社會(huì)が騒然としている。

13日付の韓國紙?東亜日?qǐng)?bào)によると、中國政府が資金支援し改訂した中國の新しい歴史書で、高句麗や渤海國（唐末）はもとより、百済まで中國史の一部として編入されたことが確認(rèn)された。

韓國陸軍士官學(xué)校軍事史學(xué)科のイ?サンフン教授が12日、「百済歴史編年」「高句麗歴史編年」など「東北古代民族歴史編年雙書」5巻シリーズを分析した結(jié)果として明らかにした。

高句麗や扶余の歴史を中國史の年號(hào)に従って記述したこの雙書の中の「百済の歴史の初期から中國史」という主張は、中國學(xué)界で初めて出されたものだ。

雙書の編者で中國長春師範(fàn)大學(xué)の姜維公（ジアン?ウェイゴン）教授は、「百済歴史編年」內(nèi)の小論文「百済起源問題探討」で、「中國學(xué)界はこれまで、百済を韓國史の範(fàn)囲內(nèi)としていたが、百済の前期の歴史は事実上、中國史に含まれる」とし、「百済は4世紀(jì)半ばに朝鮮半島の漢江流域に移動(dòng)したが、百済が中國史に含まれるという事実を変えることはできない。紀(jì)元前2世紀(jì)から4世紀(jì)半ばまで漢江流域は中原王朝の所有だった」と主張している。（翻訳?編集/柳川）