人民網(wǎng)日本語版 2017年9月15日(金) 13時(shí)50分
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福建省の海峽福州パンダ研究交流センターによると、飼育パンダの中で世界最高齢だった「巴斯(バース)」が治療の甲斐なく、病気で13日に亡くなった。寫真は、「巴斯」の遺影(海峽福州パンダ研究交流センターによる提供)。
福建省の海峽福州パンダ研究交流センターによると、1990年北京で行われたアジア競技大會のマスコット「パンパン」のモデルとなった、飼育パンダの中で世界最高齢だった「巴斯(バース)」が治療の甲斐なく、病気で13日に亡くなった。新華網(wǎng)が伝えた。
同センターの陳玉村主任は、「37歳になった『巴斯』は今年の6月初めから、肝硬変や腎不全、老衰が原因でさまざまな病気を発癥していた。専門家が何度も診察し、『巴斯』の治療に全力であたり、延命措置を行っていた」と語った。
しかし、高齢のため體は衰え、免疫力も低下していたため、「巴斯」は最終的に危篤のまま、13日午前8時(shí)50分に亡くなった。
「巴斯」は今年1月18日に37歳の生誕記念イベントを迎えた。37歳になった「巴斯」は、生理學(xué)的な指標(biāo)からみると、人間の年齢で100歳以上に相當(dāng)。同イベントで、「巴斯」はギネスワールドレコーズから「世界の飼育パンダで最高齢」として、世界ギネス記録認(rèn)定書が授與され、今年8月にも同団體から同記録での世界ギネス記録認(rèn)定書が再び授與された。
「巴斯」は1980年に四川省寶興県で誕生したメスのパンダで、1990年北京で行われたアジア競技大會のマスコット「パンパン」のモデルとなった。「巴斯」の伝説は、今から33年前に四川省の巴斯河で起きた「氷河での危機(jī)一髪」から始まる。もともと野生のパンダだった「巴斯」は4歳だった1984年、氷河に落ちてしまい、同地の村民たちがそれを救いだし、その後、海峽福州パンダ研究交流センターへと送られた。
「巴斯」は中國の「平和の使者」として米國を訪問し、1990年北京で行われたアジア競技大會のマスコット「パンパン」のモデルとなった。さらに、「春節(jié)聯(lián)歓晩會」(春節(jié)<舊正月>を祝う中國の國民的年越し番組)に出演し、誰もが知る「スターパンダ」となった。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集YK)
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