2017年9月16日、韓國國民日報(bào)によると、ロッテグループが中國のスーパー事業(yè)から撤退すると伝えられ、他系列會社の事業(yè)も影響を受けるものと懸念が高まっている。

ロッテグループが中國に投資した資金は8兆ウォン（約7800億円）を超える。ロッテは中國で、百貨店?スーパーマーケットなど流通事業(yè)のほか、製菓?飲料などの食品分野、ホテル?免稅店?シネマなどのサービス分野、ケミカル?アルミニウムなどの石油化學(xué)製造分野、キャピタルなどの金融系列會社を運(yùn)営しており、中國に22の系列會社が進(jìn)出している。

ロッテグループが中國內(nèi)の大型スーバー「ロッテマート」の全店舗または一部を売卻することが分かり、売卻金額にも関心が集まっている。ロッテは売卻主管社として、ゴールドマン?サックスを選定して、ほとんどの店舗の調(diào)査も終えている事が分かった。ロッテマートの中國店舗の帳簿価値は8300億ウォン（約810億円）程度と推定されている。

ロッテマート以外の系列會社の中國事業(yè)も問題を抱えている。特に重光昭夫（韓國名?辛東彬（シン?ドンビン））ロッテグループ會長が「中國版ロッテワールド」を造ると野心的な構(gòu)想を明らかにした「瀋陽ロッテタウン」建設(shè)には3兆ウォン（約2900億円）が投入される。個(gè)別のプロジェクトとしては最大の規(guī)模となる。

瀋陽ロッテタウンには、ロッテワールドやショッピングモール、ホテル、アパートなどが入る予定だったが、昨年11月に高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備への報(bào)復(fù)が本格化した後、消防點(diǎn)検などの理由で工事が中斷された狀態(tài)だ。

この他にもロッテ資産開発が2019年完工を目標(biāo)に1兆ウォン（約980億円）を投入した成都複合商業(yè)団地の建設(shè)プロジェクトも百貨店の商業(yè)施設(shè)許可が出ず、著工すらできずにいる。

業(yè)界では、ロッテマートの中國撤退決定に、他のプロジェクトに対する中國當(dāng)局の報(bào)復(fù)がさらにひどくなるとみている。特にロッテ七星飲料とロッテ製菓などの食品會社は、中國消費(fèi)者の不買運(yùn)動の直撃を受けた上に、ロッテマートという大型消費(fèi)チャンネルが消えることで、収益悪化は不可避とみられている。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは「今回のことで全世界は、中國は相手にできない獨(dú)裁國ということ再認(rèn)識した」「中國政府は米國にはペコペコしながら、韓國には高圧的な態(tài)度をとる」「中國には不信感しかない」など、中國政府への不信の聲が寄せられた。

また、「ビジネスは一寸先は闇だな」「今は損害が大きいだろうが、長期的に見たらいい決定だ」「雨降って地固まる。この際、大変でも中國とは縁を切って他國への進(jìn)出を検討しよう」など、ビジネスの難しさに言及した意見も見られた。

その他に、「そんなに投資していたのか」「中國に投資したロッテの自業(yè)自得」「遊園地を中國に造るのは止めて、韓國に造ってくれ」などとするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）