2017年9月15日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、世界第二のエコノミーへと成長(zhǎng)した中國(guó)はもはや、日本人の環(huán)境保護(hù)や道徳に対する意識(shí)の高さをうらやんだり、自らを卑下する必要はないと指摘している。

「日本は自分たちで割り箸を生産せず、完全に輸入に頼っている。日本の割り箸の96％が中國(guó)から輸入されたものだ。日本人は割り箸の回収にも意を注いでおり、紙パルプ不足の中國(guó)に逆輸出している」

これは筆者がよく聞かされてきた話だ。日本人の進(jìn)んだ環(huán)境保護(hù)意識(shí)と賢明なビジネスマインド、それと対照的な中國(guó)人の無(wú)知と醜さ。すべてがここに凝縮されている。

だが先ごろ臺(tái)灣メディアは、こうした印象に「平手打ち」を食らわせている。

14日付の中時(shí)電子報(bào)によると、中國(guó)は現(xiàn)在、世界最大の木材輸入國(guó)となり、日本はその最大の輸入元になっている。16年の日本から中國(guó)への木材輸出額は98億元（約1666億円）で、前年に比べて48％も増えているという。

こうした背景には、中國(guó)での環(huán)境保護(hù)意識(shí)の高まりや、森林回復(fù)の努力がある。

日本に関連する「伝説」はほかにもある。中國(guó)で行われたサマーキャンプの話は有名だ。參加した中國(guó)の子どもは本の蟲(chóng)で、頭でっかちの役立たず。それに対し、日本の子どもはとてもたくましかったというものだ。これを受け、中國(guó)のある校長(zhǎng)は授業(yè)から數(shù)學(xué)を廃止したなどと報(bào)じられた。

日本の飲食店で皿洗いのアルバイトをしていた中國(guó)人留學(xué)生が、店側(cè)から食器を7回洗うように指示されていたのに5回しか洗わなかったためクビになったという話も拡散された。

中國(guó)は世界第二の経済大國(guó)へと成長(zhǎng)した。中國(guó)人が長(zhǎng)年、日本人の頭にかぶせてきた「道徳」という冠は、もう外すべきだ。

あるネット利用者は次のように述べている?！袱长Δ筏孔鳏晟悉菠椁欷?、國(guó)民の自負(fù)心をくじこうとする外國(guó)のストーリーは、往々にしてその國(guó)を物語(yǔ)の中の外國(guó)と同様に変える効果がある。話を作った本人は想定していなかったに違いないが」。（翻訳?編集/柳川）