2017年9月20日、米華字メディアの多維新聞によると、習(xí)近平（シー?ジンピン）政権の有力ブレーンとされる中國(guó)人民大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院の金燦榮（ジン?ツァンロン）副院長(zhǎng)はこのほど、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)に寄稿した記事で、中國(guó)の製造業(yè)の規(guī)模は10年後に米國(guó)、日本、歐州連合（EU）の総額を上回るとの見通しを示した上で、「20年後の世界にあるのは『中國(guó)』と『外國(guó)』だけ」との認(rèn)識(shí)を示した。

金氏は「歐州が、諸々の文明の中から頭角を現(xiàn)したのは、近代化の過(guò)程において最も困難な社會(huì)変革をいち早く完成させたことが鍵となった」とし、そうした転換の核心は、Renaissance（ルネサンス）、Reformation（宗教改革）、Revolution（革命）という「三つのR」に帰納できると指摘。

その上で、「西側(cè)諸國(guó)以外で、中國(guó)は社會(huì)構(gòu)造の三つのRの変革を完成させられる唯一の國(guó)かもしれない。そうした変革を?qū)g現(xiàn)させることが、中國(guó)の工業(yè)化推進(jìn)のための土臺(tái)になる」とした上で、「現(xiàn)在の成長(zhǎng)率によると、中國(guó)の製造業(yè)の規(guī)模は10年後に米?日?EUの総額を上回り、20年後の世界には二つの『國(guó)家』だけが存在することになるだろう。一つは中國(guó)で、もう一つは外國(guó)だ」と論じた。

さらに「中國(guó)は、工業(yè)化の成功後、ますますグローバリゼーションとグローバルガバナンスに関心を示している」とし、「2016年の20カ國(guó)?地域（G20）杭州サミットに象徴されるように、中國(guó)は多くの國(guó)際問(wèn)題のために『中國(guó)案』を提案している。この論理から言えば、中國(guó)は徐々に完全な近代化に向かっていると言えるだろう」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/柳川）