2017年9月20日、中國メディアの海外網(wǎng)は「韓國最大のホテル、オープン前から悲観：中國人が來ないとやっていけない」と題する記事を掲載した。

19日付の韓國?亜洲経済によると、米韓が高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備決定を発表した後、韓國を訪れる中國人観光客が急減し、韓國のホテル業(yè)界は危機(jī)に直面している。來月1日に韓國最大級の客室數(shù)を誇る「ソウルドラゴンシティホテル」までオープンすると、供給過剰がさらに深刻化することが懸念されている。

ソウル市に登録されているホテルの數(shù)は、今年第2四半期基準(zhǔn)で373軒、部屋數(shù)は4萬9566室ある?！赣Q光宿泊施設(shè)拡充のための特別法」施行前の2011年のホテル數(shù)148軒、部屋數(shù)2萬5160室に比べて爆発的に増加している。

この法律は、當(dāng)時の李明博（イ?ミョンバク）政府が、中國人観光客が急増する中、現(xiàn)有の宿泊施設(shè)では足りないとして2012年7月に導(dǎo)入した。ホテル許可基準(zhǔn)が大幅に緩和され、建設(shè)ラッシュを迎えた。

だがTHAAD配備をめぐる対立で、今年1?7月に韓國を訪れた中國人観光客は前年同期に比べ46．5％も急減し、ホテル業(yè)界では供給過剰が深刻化している。

2020年までにソウル市內(nèi)のホテルの客室數(shù)は10年前に比べて3倍以上に増える見込みだ。今後3年間にソウル市內(nèi)に竣工予定のホテル數(shù)は176軒、部屋數(shù)は約2萬6000室もある。新たに建設(shè)されるホテルのほとんどが、ホテルが密集する地域に集中しているため、競爭が激化することは必至とみられる。

ある業(yè)界関係者は「中國人観光客の減少でホテル業(yè)界が低迷する中、さらに新しいホテルが増加することは、傷口に塩を塗るようなものだ」と懸念を示しているという。（翻訳?編集/柳川）