Record China 2017年9月23日(土) 1時0分
拡大
21日、韓國で14年に起こった旅客船セウォル號沈沒事故で一人息子を亡くした父親が公務(wù)員に暴行を加えたとして起訴された事件で、裁判所が下した判斷に波紋が広がっている。資料寫真。
2017年9月21日、韓國で14年に起こった旅客船セウォル號沈沒事故で一人息子を亡くした父親が公務(wù)員に暴行を加えたとして起訴された事件で、裁判所が下した判斷に波紋が広がっている。韓國?聯(lián)合ニュースなどが報じた。
光州(クァンジュ)地裁?木浦(モッポ)支部は同日、傷害と公務(wù)執(zhí)行妨害罪で在宅起訴されたチェ?ギョンドク被告(47)に対し、懲役4カ月の宣告を猶予したことを明らかにした。宣告猶予は軽微な犯罪について刑の宣告を一定期間猶予する措置で、今回の場合は2年が経過すればチェ被告は刑事処分から解放されることになる。
チェ被告は今年4月、セウォル號船體が引き揚げられた木浦新港內(nèi)の撮影禁止區(qū)域で動畫撮影をしていたところ、安全を理由にこれをやめさせようとした海洋水産部の職員に暴行を加え、全治2週間のけがを負わせた。チェ被告はセウォル號事故で一人息子のソンホ君を亡くしており、遺族らでつくる4?16家族協(xié)議會の「船體記録団」の一員として動畫記録を擔(dān)當(dāng)していた。
裁判所は判決について「犯行方法を考えれば罪質(zhì)は良くなく、今もって被害者から許されていない。しかし犯行を認め過ちを悔いており、前科がない。また犯行経緯に考慮すべき事情があり傷害の程度が重くない」と理由を明らかにした。さらに「被告人はただ一人の子を失い言葉では言い表せない痛みを経験しており、國や社會全體が事故の発生経緯および収拾過程においてみせた振る舞いに大きな失望と不信を覚え、結(jié)局犯行に及ぶことになった」と説明した。
しかしこれについて韓國では「セウォル號の遺族が罪を犯しても、社會がその痛みを理解すべき」という趣旨の判決だと批判的に報じるメディアもあり、ネットユーザーからも「あり得ない。法廷が政治的な判斷をしている」「裁判所が認めた暴行免許かよ」「セウォル號なら何でも許される世の中だな」「遺族は人を毆っても大目に見てもらえるんだね」と怒りの聲が多數(shù)上がっている。
また「これが國なのか?」「狂ってる。法は萬人に平等であるべきだ」「これで検察が控訴しないなら、法治國家という看板を下ろせ」と、國や社會の問題を指摘する聲も多く、「大韓民國はセウォル民國だから仕方ないな」「セウォル號遺族は大統(tǒng)領(lǐng)より上、韓國のトップに君臨している」と諦めムードの聲もあった。
韓國では先だっても、セウォル號特別法制定に関するデモの最中に警察官に暴行したとして起訴された遺族2人に大田(テジョン)地裁でそれぞれ無罪、宣告猶予の判決が出されている。(翻訳?編集/吉金)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/9/5
2017/8/17
2017/7/6
2017/6/3
2017/1/26
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る