2017年9月20日、ボイス?オブ?アメリカ（VOA）の中國(guó)版サイトは、核開(kāi)発を進(jìn)める北朝鮮に対する姿勢(shì)で米中両國(guó)の足並みがそろわない理由について、専門家の見(jiàn)方を伝えた。

このほど取材のため北京経由で北朝鮮に赴いた米誌ザ?ニューヨーカーの記者は、訪朝前に北京とワシントンで関係者と話をしたといい、「中國(guó)の指導(dǎo)者は北朝鮮への圧力を大きく強(qiáng)めることを決定したが、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が北朝鮮の首根っこをつかんで言いなりにさせることは永遠(yuǎn)に望まない。中國(guó)は金正恩（キム?ジョンウン）氏を信用していないが、それ以上にトランプ大統(tǒng)領(lǐng)を信じていない」と語(yǔ)ったという。

清華?カーネギーグローバル政策センターの趙通（ジャオ?トン）研究員は「中國(guó)はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)と金氏との間のバランスを取ろうとしているだけ。中國(guó)がより厳しい制裁に同意したのは、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)をなだめるため。基本的には『誰(shuí)の罪がより大きいか』という問(wèn)題。中國(guó)にとって米國(guó)は地政學(xué)上の懸念事項(xiàng)であるとともに、最大の脅威なのだ」とコメントしている。

記事は「一部のアナリストは、中國(guó)が北朝鮮に言いなりになるよう迫らない理由は、北朝鮮を隅にまで追い込めば金氏が捨て身の行動(dòng)に出て、中國(guó)に報(bào)復(fù)さえし得ることを知っているからだと分析している」とする。政治學(xué)専門家であるカナダ?ブロック大學(xué)のチャールズ?バートン教授は「中國(guó)が北朝鮮への石油や食品の供給を斷ち切れば、北朝鮮は中國(guó)に軍事的な報(bào)復(fù)を行う可能性がある。それが中國(guó)政府を極めて微妙な狀況に立たせている」と指摘しているという。（翻訳?編集/川尻）