2017年9月21日、韓國(guó)?テレビ朝鮮は、韓國(guó)マクドナルドのハンバーガーの安全性問題を追跡してきた取材陣に対し、あるマクドナルド店長(zhǎng)から衝撃的な內(nèi)部情報(bào)の提供があったと報(bào)じた。

韓國(guó)では最近、マクドナルドで生焼けパティ入りのハンバーガーを食べて腸炎や溶血性尿毒癥癥候群（HUS）にかかったという健康被害が相次いでおり、一連の「ハンバーガー病」問題が波紋を呼んでいる。

マクドナルドで數(shù)年間勤務(wù)しているという店長(zhǎng)のAさんは「保健當(dāng)局が衛(wèi)生點(diǎn)検をする際には『回収用の氷』を提供する」と話す。つまり、「大腸菌をはじめとする食中毒菌が検出されないよう、點(diǎn)検者の目を盜んで食器洗浄に使う消毒剤を氷にスプレーして渡す」というのだ。韓國(guó)マクドナルド本社が「消毒された氷を提供するように」と衛(wèi)生點(diǎn)検への対応指針メールを送ったり、店舗管理者らが確認(rèn)したりする場(chǎng)合もあるという。

氷だけではない。ハンバーガーも消毒剤をスプレーして提供するそうだ。Aさんは「ハンバーガーにスプレーする場(chǎng)合は素早く行わなければならない。ハンバーガーの內(nèi)側(cè)、パティ側(cè)にスプレーする」と述べ、「スプレーをかけ過ぎて、取り締まりチームに『どうしてこんなに濕っているのか』と聞かれたこともある」と答えた。

同様の対応は數(shù)カ所の店舗で慣行のように行われているそうで、Aさんは同僚の店長(zhǎng)BさんとのSNSでのやり取りや、「たくさん（消毒剤を）スプレーしておく。そうすれば合格する。あの人たち（保健當(dāng)局）が食べるわけじゃないから」というBさんとの通話內(nèi)容も公開した。実際に、韓國(guó)消費(fèi)者院が消費(fèi)者を裝ってハンバーガーを購(gòu)入した際は食中毒菌が検出されたものの、「無(wú)償回収証」を提示した保健當(dāng)局の衛(wèi)生點(diǎn)検では菌が検出されていないことが分かっている。

この告白に対し、マクドナルド側(cè)は「一方的な主張であり、売り場(chǎng)では決してありえない明白な犯罪行為」と主張、「同様の行為があったとすれば、刑事告発措置を取る」という立場(chǎng)を明らかにした。

ネットユーザーからは「マック不買運(yùn)動(dòng)をしなきゃだね」「ここまできたらマクドナルドは政府レベルで撤収させないと」「米國(guó)本社が韓國(guó)支社を告訴して撤退させてほしい。マクドナルド以外にもハンバーガーを売るところは多い」といつも通りのマクドナルド批判が寄せられる中、「取り締まり過程にも問題がある。身分を明らかにして検査するせい」「情けない公務(wù)員。みんな知っててもだまされたふり」「消毒剤のことは取り締まり班も既知の事実。裏金があって、検査するやつは細(xì)菌が基準(zhǔn)以下なら合格判定してる」など保健當(dāng)局を非難する聲も強(qiáng)まっている。

その他にも「私が働いてたカフェも點(diǎn)検時(shí)には消毒液をスプレーしてた」「マクドナルドだけじゃない。外の食べ物は作ってるところをみたら食べられなくなる」との暴露コメントや、「心置きなく食べられるものがない。まだ安全なのは家のご飯くらい」との嘆き節(jié)も見られた。（翻訳?編集/松村）