2017年9月25日、韓國(guó)?ノーカットニュースによると、韓國(guó)の文化財(cái)庁が忠清南道牙山市の顕忠祠內(nèi)にある宗家所有の李舜臣（イ?スンシン）將軍の古宅を無(wú)斷で改造した上、一方的に外部行事を開(kāi)催しようとしていたことが分かった。

文祿?慶長(zhǎng)の役で朝鮮水軍を率いて日本軍と戦い活躍したとして韓國(guó)で英雄視されている李舜臣將軍を祭った顕忠祠の境內(nèi)には、李將軍が生前暮らした古宅も保存されている。李將軍が1565年の婚姻直後に暮らしていた同古宅は現(xiàn)在、李舜臣宗家の所有地となっている。

韓國(guó)の文化財(cái)庁はこのほど、顕忠祠で來(lái)月6日から8日まで行事を開(kāi)催し、李將軍の古宅の中で伝統(tǒng)楽器の演奏などを行うと発表した。ところが、これに対し李舜臣宗家は「文化財(cái)庁から事前に連絡(luò)を受けていない」と明らかにし、「所有主を無(wú)視する違法行為だ」と主張している。さらに、宗家側(cè)は「長(zhǎng)い間そのままの狀態(tài)を維持してきた古宅を無(wú)斷で工事するなど、文化財(cái)庁はこれまでにも獨(dú)善的な行動(dòng)をみせてきた」と批判?！副４鏍顟B(tài)が良い」との評(píng)価を受けている古宅の床を文化財(cái)庁が勝手に撤去し、新しいものに作り変えてしまったという。

これに対し、文化財(cái)庁関係者は「05年に古宅の開(kāi)放に向けた協(xié)議を宗家側(cè)と行ったが、その際に老朽化した部分を多少修理した」と説明し、「開(kāi)放に対する同意があったため、床の工事については深く考えなかった」と釈明した。

一方、宗家側(cè)は21日、文化財(cái)庁を相手に「古宅の使用不可」を通告した。文化財(cái)庁が行事を強(qiáng)行する場(chǎng)合は「永久的な使用中止」も検討しているという。

李舜臣宗家と文化財(cái)庁はこれまでにも、顕忠祠內(nèi)に植えられた日本固有種の樹(shù)木の移転や樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)の親筆入り懸板の撤去問(wèn)題などをめぐって対立してきた。宗家側(cè)はこれらの問(wèn)題についても「文化財(cái)庁と顕忠祠の誠(chéng)意ある対応が必要」と主張している。

文化財(cái)庁関係者は行事を無(wú)斷で決定したことについては認(rèn)めているものの、「古宅の床で伝統(tǒng)楽器を演奏する考えは良いと思う」とし、「他の場(chǎng)所で行うことも検討しているが、まだ決定したことはない」と明らかにした。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「文化財(cái)を管理する気はあるの？」「文化財(cái)庁が文化財(cái)を破壊するなんて信じられない」「給料を沒(méi)収してほしい」「稅金の無(wú)駄」「優(yōu)秀なはずの公務(wù)員がなぜそのような考えしかできないのか」など文化財(cái)庁に対する批判の聲が相次いでいる。

そのほか、「文化財(cái)庁に親日派の子孫がいないか調(diào)査するべき」と主張する聲や、「大統(tǒng)領(lǐng)が代わったらもう少しましな國(guó)になると思っていたのに」と嘆く聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）