2017年9月27日、韓國?朝鮮TVは、韓國で3歳の子どもたちが通う幼稚園の給食のおかずにキムチチゲや豚肉のコチュジャン炒めといった辛くてしょっぱいメニューが出されている実態(tài)を伝えた。

朝鮮TVが取材したところ、韓國?仁川にある小學(xué)校併設(shè)の幼稚園のある日の給食にはトウガラシがたっぷり入った豚肉のコチュジャン炒めやキムチがおかずとして並んでいた。満3歳の子どもたちのほとんどが「辛くて食べられない」と言っておかずには手をつけず、ごはんとスープだけを食べていたという。また、京畿道にある小學(xué)校併設(shè)の幼稚園でも、給食の獻(xiàn)立には白菜キムチやキムチチゲ、タッカルビ（鶏肉や野菜をコチュジャンなどで辛く味付けした韓國料理）などが並んでいる。これは併設(shè)の小學(xué)校のホームページに掲載されている給食の獻(xiàn)立と同じだという。

このように、韓國では4298園ある併設(shè)幼稚園の99％が小學(xué)校と同じ獻(xiàn)立で給食を提供している。併設(shè)幼稚園に通う子どもの親は「調(diào)理室にコチュジャンを抜いて作るよう提案したが変化は見られない」と明らかにした。一方、併設(shè)幼稚園の園長は「幼稚園生から小學(xué)校6年生までが同じメニューを食べている。子どもたちの親からは苦情も寄せられているが、われわれにはどうすることもできない部分」と説明した。

この問題については、野黨「自由韓國黨」のキム?ソッキ議員も「教育部と一部の教育庁はポピュリズム的な公約ばかり出さず、成長期の乳幼児らの身體発達(dá)を考慮したバランスの取れた獻(xiàn)立を?qū)g現(xiàn)してほしい」と訴えている。國民の間でも「幼稚園生用に別途の獻(xiàn)立を作るべき」との聲が高まっているという。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「信じられない」「メニューがまるでお酒のおつまみ」「そんなことになっているとは考えもしなかった」「これはひど過ぎる」「早く改善しなければならない」など驚きの聲が寄せられている。

また、「園長がどうすることもできないなんてことがあるの？キムチは小學(xué)校6年生でも食べられない子が多いのに」「そんなマインドの人間が子どもたちを教育する立場にいてはいけない」など幼稚園園長に対する批判の聲も。

そのほか、「幼稚園生に合わせた獻(xiàn)立にするべき。小學(xué)生が薄味のメニューを食べることは問題ない。どうせ辛くてしょっぱいものは健康に良くないのだから」と主張する聲や、「親の無関心も原因の一つでは？どんなに忙しくても獻(xiàn)立を確認(rèn)し、おかしいと感じたら異議を唱えるべき」と指摘する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）