中國メディアの毎日経済新聞は11日、遼寧省政府が高齢者の起業(yè)を奨勵していると伝えた。

遼寧省政府は最近発表した「遼寧省人口発展計畫（2016～2030年）の通知」に高齢者の人的資源の開発を明記し、高齢者の起業(yè)や、専門技術(shù)分野の人材の労働期間延長を支持しているという。

毎日経済新聞は、「高齢者による起業(yè)は珍しくなく、先進國では高齢者の起業(yè)も普遍的な現(xiàn)象だ。日本では2015年に起業(yè)した人のうち、約3分の1が60歳以上の高齢者だった。30年前はこの數(shù)字が8％に過ぎなかった」などと紹介した。

同記事に対し、中國のネットユーザーから「1つ問題がある。中國は先進國なのか？」「なぜほかの問題では先進國と比べないのだ？」「でもわれわれは発展途上國」「また國際基準に合わせるのですか？　やめてください」など、否定的なコメントが多く寄せられた。

中には「これはとてもいい考えだ。退職が近い黨幹部たちは、退職金を受け取らずに起業(yè)してくれ」と書き込んだユーザーもいたが、「中國の伝統(tǒng)的な概念は、老人は安逸に晩年を過ごすのが正統(tǒng)だ。今になって高齢者の起業(yè)を宣伝するなんて、何がしたいんだ？」「年金がなくなったんだな」「そして次は、仕事をしない人には年金を渡さないになるだろう」などの意見もあり、多くのネットユーザーが疑心暗鬼になっている様子がうかがえる。（翻訳?編集/山中）