2017年9月29日、少子高齢化と北朝鮮情勢を理由に28日、衆(zhòng)院の「國難突破解散」に踏み切った安倍晉三首相。中國メディアの反応は「政権延命と改憲の賭け」「イチかバチかの大勝負(fù)」と冷ややかだ。韓國紙は「北朝鮮問題高まり、今なら勝てると計(jì)算」「改憲動力再確保も視野に」などとみている。

中國網(wǎng)は解散について「安倍首相という政治の『ばくち打ち』の常とう手段だと指摘する聲もある」と前置き。「安倍內(nèi)閣は森友?加計(jì)學(xué)園問題などの影響を受け、支持率が低下した。國民の信頼を取り戻さなければ、重大政策を推進(jìn)できない。そこで安倍首相は支持率がまだ高く、野黨が強(qiáng)く反撃できない今のタイミングで衆(zhòng)院解散?総選挙に踏み切り、政権の基盤を固めようとした」と分析している。

さらに「朝鮮半島の危機(jī)勃発後、安倍政権はさまざまな手段を通じて、日本社會で『朝鮮の脅威』を誇張し、國民の大きな恐慌ムードを醸成している」と批判?！父膽棨溶姃垽朔磳潳筏皮い咳恕─狻⑿臁─藨B(tài)度を変え賛同するようになった。この有利な世論の環(huán)境により、安倍首相は衆(zhòng)院解散を『國難突破解散』と呼び、內(nèi)心で追い求める改憲と軍拡のスムーズな実現(xiàn)を目指している」としている。

その一方で「國民の心は予測し難い。安倍首相は勝算が高いように見えるが、東京都議選のような慘敗になれば黨內(nèi)から批判を浴び、自民黨総裁兼首相の座を失う可能性が高い」とも説明。「賭け、これは安倍首相の一つの選択肢だ」と“高みの見物”を決め込んでいる。

韓國?ハンギョレ新聞は東京特派員発で解散について「今なら勝てると計(jì)算」との見方を披露?！赴脖妒紫啶胜い胱悦顸hを含め改憲賛成勢力は衆(zhòng)議院の3分の2以上を占めており、任期も來年末まで保障されている。このような渦中に安倍首相があえて衆(zhòng)院を突然解散する理由は、私學(xué)法人スキャンダルで亂れた指導(dǎo)力と改憲動力を再び確保するためとみられる」と伝えた。

朝鮮半島情勢に関しても「北朝鮮の核実験とミサイル発射による“北風(fēng)”で支持率が回復(fù)しており、選挙を行っても勝てるという計(jì)算も作用した」と言及?！赶Ｍ吸h」を立ち上げ、代表に就任した小池百合子?東京都知事は「関東大震災(zāi)朝鮮人虐殺犠牲者に対する追悼文送付を拒否した」と紹介している。

今回の解散に韓國メディアの関心は強(qiáng)く、京郷新聞は「早期総選挙に動いた安倍首相、決闘宣言で立ち向かう小池知事」との記事で「安倍首相の賭けが成功するか、名分が弱い総選挙と政権の傲慢（ごうまん）に対する民心の逆風(fēng)が吹くか、注目される」と報道。KBSテレビは「安倍首相が北の脅威を國會解散の最も大きな理由に挙げたが、これを口実に憲法改正まで狙っている」と警戒している。（編集/日向）