日本僑報(bào)社 2017年10月1日(日) 12時(shí)50分
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中國人観光客の「爆買い」が話題になる中、雲(yún)南民族大學(xué)の羅●雪さんは「爆買い以外にできること」をテーマとした作文で、日本でのスタディツアーに參加した時(shí)の様子についてつづった。
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中國人観光客の「爆買い」が話題になる中、雲(yún)南民族大學(xué)の羅●雪(●=雨冠に文)さんは「爆買い以外にできること」をテーマとした作文で、日本でのスタディツアーに參加した時(shí)の様子についてつづった。以下はその內(nèi)容。
【その他の寫真】
最近、中國人観光客の「爆買い」という言葉が日本でホットな話題になっている。Made in Japan はそれだけ品質(zhì)が高く、安全ですばらしいということなのだ。しかし、私たちは日本へ買い物に行くしかないのだろうか。私たちにとって日本の魅力とは何だろうか。
去年の8月、私はあるNPOのスタディツアーに參加して日本へ行った。東京からバスで長野県の農(nóng)村へ行き、そこで數(shù)日滯在した。車から降りた途端、爽やかな涼しい空気に包まれた。山や溫泉がたくさんあり、川の水が澄み、木が青々と茂り、時(shí)折、小鳥の鳴き聲がした。その晩は民宿に泊まった。初めての和室、畳の上に敷かれた布団から見る天井は少しばかり遠(yuǎn)くに感じた。
翌朝、村人が村內(nèi)の蕎麥ケーキ工場(chǎng)や小學(xué)校、名所などを熱心に案內(nèi)してくれた。午後、私たちは農(nóng)地に足を伸ばし、作物を収穫する體験をした。村人たちの手によって育てられた野菜や果物はどれも魅力にあふれている。そして驚くことに農(nóng)薬を使ってないという。畑で野菜を収穫し、手足は泥まみれになった。その後、果樹園へ行き、ちょうど熟したブドウやリンゴなどを摘み取りながら食べた。そのみずみずしさと口の中に広がる甘さ、今まで中國で食べていたものとは全く違っていた。
夕方、村人たちは太鼓を教えてくれた。太鼓の音が響く時(shí)、心も體も震えてくる。地元の子どもたちは小さな頃から太鼓の練習(xí)をしているそうだ。中國の子どもたちにも見せてやりたい。
夜、村人と一緒に収穫した野菜で晩ご飯を作った。自分たちで作った料理の外観は悪いが、豊かな自然を味わったように感じた。夕食後は後片付けだ。包裝紙、キャップ、紙、生ごみなどのごみの分別方法を教えてもらった。これがあの有名なリサイクルだ!このような農(nóng)村においても、日本ではごみ分別が徹底していることに驚かされた。
現(xiàn)在の中國には様々な環(huán)境問題がある。森林破壊、大気汚染、重金屬による汚染、農(nóng)薬を?yàn)E用することによる生態(tài)系の破壊など例を挙げればきりがない。それにもかかわらず、私たち中國人はまだまだ環(huán)境意識(shí)が低いと思う。逆に日本は過去、環(huán)境汚染が深刻だったが、今では改善されている。個(gè)人の利益だけでなく、社會(huì)全體の利益を考え、よりよい環(huán)境を作り上げている。私たち中國人はその守る態(tài)度や方法を?qū)Wぶ必要があるだろう。
この村で體験したことは一生忘れられない貴重な経験だ。約10日間の日程だったが日本に対する理解が深まった。中國とは明らかに違う、日本の印象は確実に上がった。スタディツアーに參加したことにより視野が広がり、自分の無知を悟り、そして謙虛な態(tài)度で物事を見られるようになった?,F(xiàn)在の中國は世界が驚くほどのスピードで発展しているので、中國國內(nèi)にいると自惚れることになりかねない。そうならないためにも、私たちは外國へ行き、視野を広げたほうがよい。それは、今後の人生にとって大きな意味を持つだろう。(編集/北田)
※本文は、第十二回中國人の日本語作文コンクール受賞作品集「訪日中國人『爆買い』以外にできること」(段躍中編、日本僑報(bào)社、2016年)より、羅●雪さん(雲(yún)南民族大學(xué))の作品「私たちは日本へ買い物に行くしかないのか」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。
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