2017年10月3日、中國メディアの巴山財経は、かつて日本を旅行した中國人が必ずというほど買って帰ることで有名になった日本製溫水洗浄便座だが、現(xiàn)在は様子が一変していると伝えている。

記事はまず、2015年の春節(jié)（舊正月）大型連休には、45萬人もの中國人観光客が日本で60億元（約1020億円）を消費し、その多くが溫水洗浄便座を購入し、そのまとめ買いは「爆買い」と呼ばれるほどだったと紹介。

続けて「それから2年たった今では、歐米の先進國の消費者が中國製便座をこぞって買うようになっている」とし、「中國のある企業(yè)は、米國に研究開発センターを設立し、年間20萬件も販売している」と伝えた。中國製便座が歐米人の間で人気の理由は、多様なデザイン性や、素材に竹やわらを使う環(huán)境性の高さ、子どもにも使いやすい設計などにあるという。

記事はさらに、中國の最新の「スマート便座」は日本以上に厳しい獨自の品質(zhì)基準をクリアしており、安全性や快適性にも優(yōu)れ、中國は業(yè)界のトップランナーとなっているとし、中國人が日本に便座を買いに走った歴史はすでに過去のものになったと伝えている。（翻訳?編集/岡田）