2017年10月5日、韓國?ヘラルド経済はこのほど、10日に満期を迎える中韓通貨スワップ協(xié)定を延長するか否かについて、中韓ともに大型連休に入る前の9月末までに中國側(cè)から何ら連絡(luò)がなかったと伝えた。

外國為替當(dāng)局などによると、韓國では中央銀行である韓國銀行を主軸として中國との通貨スワップ延長可否を議論しているが、まだ実務(wù)者協(xié)議も行われておらず、満期を直前にしてその後の延長については不透明な狀況だ。

記事は、「韓國の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備をめぐる中韓間の対立により、通貨スワップ問題について中國側(cè)が積極的な交渉に出ていない」と指摘した。

韓國銀行の関係者は「中國と実務(wù)者級協(xié)議を継続中」とし、「相手がいる業(yè)務(wù)なので、進(jìn)捗（しんちょく）狀況を述べるのは難しい」と語った。韓國銀行によると、中韓通貨スワップは3600億元（約6兆1000億円）に達(dá)する。これは韓國が現(xiàn)在結(jié)んでいる全通貨スワップの45．8％、自國通貨（LC）スワップの67％を占めており、中韓通貨スワップ満期後の延長がなかった場合、通貨危機(jī)時に使える外貨資金が現(xiàn)在の約半分に減ることになる。

建國（コングク）大金融IT學(xué)部のオ?ジョングン教授は「1994年と2004年に米國が利上げを行った後、外國人投資資金が流出し、韓國など東アジア諸國が危機(jī)を迎えた」とし、「米國が金融政策を正?；工脒^程で、危機(jī)が迫れば必要な外貨を緊急カバーするのにおおむね1000億ドル（約11兆2600億円）以上不足している」と診斷した。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「もう中國に振り回されるのは終わりにしよう」「通貨スワップを結(jié)んでいたいとしても、中國の金は信用できない」「中國との協(xié)定なんて信用できるか」「全通貨スワップの45．8％も信用できない中國と協(xié)定を結(jié)んでいたことに驚いた」など、中國への不信の聲が多く寄せられた。

また、「歐州連合、中東、南米、インド、ロシア、世界の國々と接觸して通貨スワップを結(jié)ぼう」「米國に頼んでみたらどうだろう？」など、他國との協(xié)定締結(jié)に言及する意見も。

その他に、「日本との関係も良くないしね…」「日本を蹴って、中國には裏切られ」「日本に乗り換えるか」など日本に言及した意見や、「北朝鮮を制裁するどころか、韓國が制裁されている」「外國に頭を下げて回るな。恥ずかしい」などとするコメントもあった。（翻訳?編集/三田）