2008年5月20日、四川省綿陽市教育局は、このほどの四川大地震で倒壊した學(xué)校校舎に「手抜き欠陥工事」があったと指摘した報(bào)道について、「根拠のない報(bào)道」と反論した。新快報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫真】

省內(nèi)では北川チャン族自治県の北川中學(xué)をはじめ多くの學(xué)校校舎が倒壊し、多數(shù)の生徒が生き埋めになり、命を奪われた。一部では手抜き工事が招いた慘事と報(bào)道されている。

これに対し、綿陽氏教育局の姚定(ヤオ?ディン)副局長は、「倒壊した學(xué)校が手抜き工事をしていたという根拠は一切存在せず、倒壊の原因としては建物の老朽化が考えられる。また、國家から支給される學(xué)校建設(shè)予算は近年まで1平方メートル當(dāng)たり400元(約5600円)と決して高いものではなく、耐震強(qiáng)度まで考慮する余裕はなかった」とした。

しかし、前述の北川中學(xué)で実際に倒壊した校舎は新しく建設(shè)されたもので、比較的建築年數(shù)の長いオフィス棟や教職員住宅は倒壊を免れたという事実がある。この指摘に対し同氏は、「倒壊した校舎は窓が多く、構(gòu)造的に脆弱な部分があった」と釈明した。

北川中學(xué)以外にも都江堰市の新建小學(xué)校でも校舎の倒壊によって數(shù)百名の児童が死亡し、保護(hù)者たちがこれを「校舎の手抜き工事が原因」として市を訴える構(gòu)え。この學(xué)校では周囲のアパートは倒壊せず、無事だった。他にも綿竹市や重慶市梁平県でも校舎の倒壊が報(bào)告されている。

中國では數(shù)々の公共施設(shè)が、業(yè)者と役人の癒著によって建設(shè)コストを削減し、手抜き工事を行っているとされており、市民の地方政府に対する不信を買っている。(翻訳?編集/愛玉)