2017年10月6日、韓國メディア?プレシアンによると、韓國?サムスン電子の半導(dǎo)體工場に勤務(wù)していたイ?ヘジョンさんが今月4日に死亡していたことが分かった。

韓國の市民団體「半導(dǎo)體労働者の健康と人権を守る會」によると、イさんは2007年11月以降にサムスン系列社で発生した118人目の職業(yè)病死亡者。イさんは高校3年生だった1995年にサムスン電子の半導(dǎo)體部門の器興工場に就職し、半導(dǎo)體ウエハーを焼いて洗浄する業(yè)務(wù)を3年間擔(dān)當(dāng)した後、退職した。業(yè)務(wù)では多様な毒性物質(zhì)を扱ったが、作業(yè)のほとんどは手動で行われていたという。

就業(yè)中、イさんは常に頭痛や吐き気に悩まされていた。さらに、退職後も腕や肩のしびれ、手のむくみなどの癥狀が出ていたという。物をつかむことが困難なほど手のむくみが悪化したイさんは病院を訪れ、2013年に「全身性硬化癥」との診斷を受けた?！溉硇杂不Y」とは徐々に體が硬くなって死に至る珍しい病気。

その後もイさんは手が壊死（えし）する、肺が硬くなるなどの癥狀に苦しみ、今月4日に死亡した。闘病中、イさんは勤労福祉公団に産業(yè)災(zāi)害の療養(yǎng)補(bǔ)助金を申請したが、認(rèn)められなかったという。サムスンは「イさんの作業(yè)環(huán)境に関する資料がない」との立場を示した。

イさんは2015年、同団體とのインタビューで、就業(yè)當(dāng)時の経験を証言していた。內(nèi)容は「サムスンが行う教育は労働者の安全ではなく、半導(dǎo)體ウエハーの安全のためのものだった」というもの。これは過去にサムスンの半導(dǎo)體?LCD工場で働いていた人たちが共通して証言する內(nèi)容だという。労働者らが扱う化學(xué)物質(zhì)が危険である事実、物質(zhì)に觸れると健康に致命的な脅威となるという事実は隠されていた。

同団體によると、サムスン職業(yè)病の被害情報提供者は今月5日の時點(diǎn)で320人。このうち2007年11月以降の死亡者はイさんを含めて118人、半導(dǎo)體?LCD部門の死亡者は80人だ。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「118人が珍しい病気で亡くなったのに産業(yè)災(zāi)害でないと言い張るのはおかしい」「サムスン職業(yè)病で100人以上が死んでいるのに、サムスンは無視？」「なぜサムスンは職員の安全や補(bǔ)償問題に気を配らない？」「世界に愛される企業(yè)を目指すサムスンが？これはひど過ぎる」などサムスンの対応に驚きの聲が上がっている。

また「偶然であるはずがない。徹底的に調(diào)査しよう」「サムスンの不買運(yùn)動をしよう。國民を見下している」などと提案する聲や、「韓國の大企業(yè)は精神を入れ替えなさい。國民を苦しめるのはやめて、國民から愛される企業(yè)になるべき」と訴える聲も見られた。

一方で「サムスンらしい」「それでこそサムスンという感じ。特に驚かない」と納得するユーザーや、「世界にはサムスンに救われた人が何人いると思っている？そっちにも目を向けてほしい」と反論するユーザーもいた。（翻訳?編集/堂本）