2017年10月11日、韓國(guó)のインターネット掲示板にこのほど、「韓國(guó)?ソウルの風(fēng)景VS日本?東京の風(fēng)景」と題したスレッドが立ち、ネットユーザーが関心を寄せている。

スレッド主は冒頭に、高臺(tái)か上空から撮ったとみられるソウルの街の風(fēng)景寫真を掲載。奧に個(gè)性的なビルも何棟か見えるものの、他はどれも似通った形のマンション群が何十棟も並んでいる一枚だ。これについてスレッド主は「畫一的でコピー＆ペーストのマッチ箱型マンションで塗り固められた索漠たる都市環(huán)境。非クリエーティブで畫一的な思考と序列化を強(qiáng)調(diào)する韓國(guó)社會(huì)と非常によく似ている」と分析、また「わが祖先たちが建築哲學(xué)なんてものをまったく気にせずに思うがままに造られた姿だ」と反省した。

一方で、ビルやマンション、アパートなど大きさや色もさまざまな建物や、合間のそこここには木々の緑、そして奧には新宿の高層ビル群が寫った東京の寫真も掲載。こちらは「どっしりとしたビルやさまざまな住宅団地が緑地と相まって、世界的な都市の姿を漂わせている。視覚的にも快適さを與え、都市のさまざまな表情が読み取れる風(fēng)景」とかなり好意的につづっている。

最後にスレッド主は「結(jié)論」として、「ソウルは淺い資本主義でつづられた都市で、教養(yǎng)もロマンも人に対する禮儀もない暴力的な空間の羅列。利己的で暴力的な都市風(fēng)景の標(biāo)本を探しているのなら、まさにソウルで探すことができる」とつづっており、「都市の風(fēng)景からその都市の文化と価値や哲學(xué)をみることができる」とまとめている。

他のネットユーザーからは「韓國(guó)のマッチ箱型マンションは海外でも悪い意味で有名だね」「こんな意図が明らかな寫真で比較しなくても…でも言ってることは大體正しい」とスレッド主に同調(diào)するコメントが寄せられている。

しかし、多くは「ソウルは風(fēng)景のきれいな所がいくらでもあるのに、マンション村を持ってくるとは…悪意ある比較だ」「四方を山に囲まれているソウルで緑地が寫り込まないように撮るのは難しい」「韓國(guó)の寫真はベッドタウンなのに、日本の寫真は金融街を撮ったものじゃないか」「なぜソウルの南山やNソウルタワー周辺を撮らなかったの？」など、選ばれた寫真自體が不平等だとする不満の聲だった。（翻訳?編集/松村）