米著名絵本作家の80年前の作品、「中國人侮辱」論爭に巻き込まれる―中國紙

Record China    2017年10月11日(水) 12時30分

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11日、米絵本作家の故ドクター?スース氏の80年前の作品がこのほど、「中國人に対する侮辱」論爭に巻き込まれているという。資料寫真。

2017年10月11日、中國紙?環(huán)球時報は、米絵本作家の故ドクター?スース氏の80年前の作品がこのほど、「中國人に対する侮辱」論爭に巻き込まれていると伝えた。

9日付の英紙ガーディアンによると、中國系を含む3人の作家はこのほど連名で、スース氏の故郷、米マサチューセッツ州スプリングフィールドにある同氏のミュージアムに展示されている壁畫について、中國人に対するステレオタイプに満ちたものだとして撤去を求めたという。

この壁畫は、スース氏の1937年の作品「And to Think That I Saw It on Mulberry Street」から取られたもので、大勢の人の中に、中國の清代の官服風(fēng)の衣裝を著たつり目の男性が、手に箸と茶碗を持ち走る様子が描かれているという。

作家らは聲明で「このイラストは80年前に出版された時には面白いと思われるかもしれない。だが2017年には明らかに攻撃的だ」と主張した。

ミュージアム側(cè)は5日、作家らの要請に応じ壁畫を撤去すると表明した。だがドメニック?サルノ市長は7日の記者會見で「作家の要求に沈黙してはいけない」とし「これは『最悪のポリティカル?コレクトネス(政治的正しさ)』だ」と非難。中國系デベロッパーのアンディー?イー氏は「壁畫が撤去されたら、それを買う意思がある」と明らかにしたという。(翻訳?編集/柳川)

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