「韓國の斜塔」と皮肉られた釜山の新築ビル、補強工事中もさらに傾く=韓國ネット「他國ならとっくに壊してるはず」「観光名所として開発すべき」

Record China    2017年10月12日(木) 7時30分

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10日、韓國のネット上で「韓國版ピサの斜塔」と皮肉る聲が上がっていた釜山市內(nèi)の新築ビルが、補強工事中にもさらに傾いてしまったことが分かった。寫真は釜山。

2017年10月10日、韓國のネット上で「韓國版ピサの斜塔」と皮肉る聲が上がっていた釜山(プサン)市內(nèi)の新築ビルが、補強工事中にもさらに傾いてしまったことが分かった。韓國?聯(lián)合ニュースが伝えた。

與黨?共に民主黨の崔仁昊(チェ?イノ)議員室は9日、傾きが判明していたビルの補強工事現(xiàn)場を確認(rèn)した結(jié)果、9月30日からの大型連休中に傾きが悪化していたと明らかにした。管轄區(qū)が同ビルに設(shè)置した計測器によると、建物の上層階が、あるべき位置から105センチずれた狀態(tài)だという。先月28日に韓國國土交通部が現(xiàn)場點検で測定した數(shù)値は80センチで、これより狀況は悪化している。先月13日の民間研究所の調(diào)査では45センチ、同22日には民間の専門家が70センチと測定しており、9月初めからビルの施工業(yè)者が建物の周辺地盤安定化作業(yè)と水平化作業(yè)をしている中でもビルが傾き続けていることが分かったのだ。

この狀況に、崔議員は同ビルの復(fù)舊ではなく撤去を主張している。現(xiàn)在、問題のビル周辺の6棟の建物も傾いていることが確認(rèn)され、これらの建物周辺の9カ所の現(xiàn)場でも工事が中斷された狀態(tài)だ。崔議員は「建物7カ所の傾きと、周辺の軟弱な地盤に対する正確な原因を把握するためには、現(xiàn)場の點検だけでは足りない」と指摘、「地元區(qū)役所は、國土交通部が派遣する専門家を通じて精密な現(xiàn)場調(diào)査を即刻、行わなければならない」と明らかにした。

これについて韓國のネットユーザーからは「壊した方がいい。でないと通行人が危ない。あれを水平に戻せたら、世界一流の技術(shù)と認(rèn)定されるくらいだ」「釜山市長は大きい被害が起きる前に撤去命令を下すべき」「補強したところで長くは持たないよ」「他國ならとっくに壊してるはず」など撤去を求める意見が多數(shù)寄せられている。

そして、やはり今回も「ピサの斜塔は誰にでも建てられるものではない」「政府はあのビルを観光名所として開発すべきだ!」など「韓國の斜塔」を皮肉る聲が上がった。

近年、韓國では再開発工事による問題があちこちで発生していることから、「これからは新築物件より築20年くらいの物件が信用できそう」「田舎に引っ越そう」など不安がるユーザーもみられた。(翻訳?編集/松村)

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